が、過去形になった。原因はおそらくまたカラムナリス。塩素殺菌し、濾過細菌も安定しない水槽にも関わらずだ。原因の一つは温度の乱高下だと思うが今度はヒーターもついている。一時20度を超えていた週があった為、そこからだとすると、たしかに5℃程度は低下した日がある・・・・・・がこの程度で病気になられたらどうしようもないわ。
と言う訳で、再三繰り返しているが、水質の安定した水槽で、餌を控えめに、かつ温度の急激な変化のない置き場が金魚にとっては理想的な模様です。
あほか。
こんなんじゃ、金魚飼育なんてみんなに勧められないわ。
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懸念していた通り、飼育者もインフルエンザらしき高熱系の風邪をひいた。何枚も重ね着をして布団にもぐりこんでぶるぶる震えていたぐらい久々の39度台で金魚を放置してしまったのが運のつき。
交配用に手に入れた魚がことごとく死亡。検疫もしたと言うのにやりきれない。
まだ、キケンな状態にいるのが数匹いるのだが困ったことに、交配準備に入りかけてたので混ぜちゃった後に感染に気付く。肥育も始めなけりゃならんのに気温は下がってこのありさまだしこりゃ今季は無理かも知れない。
ちなみに、メチレンブルーは感染の拡大に効果があるかも知れないが、治癒には役立ってない模様。ヒーターもちょっと温度を上げるとショックか窒息かでとどめを刺してしまうので、20度くらいで絶対安静状態にしている。塩も効果はなさそう。
とにかく、温度を安定させて水を青くしている以外に何もできない。
2週間程餌を切ったらば、生き残った奴らは復調してきた感じもある。ただヒレがボロボロとしていて、体表に粘液も出ている。餌を欲しがってきてはいるので、水質さえ安定していれば自然治癒しそうだが、濾過が死んでいるのでしばらくは無理。
結局この惨劇のせいでせっかく再浮上した沈没魚も死んだ。
外見に異常はなく、エラは黒かった(黒出目金等で確認したことはないのだが、ウチの黒の出目水泡系のエラはなぜか黒い)が病死だと思う。
ほぼ直後に他のキャリコ系導入魚のエラが真っ白になり死亡。カラムナリスか金魚ヘルペスかもう調べる気にもならないが、外からの魚がまず重篤化した。
まあ、エラ病は毎年の恒例行事だが、ほんとにストレスがたまる。しかもこれだけ対処して結局発生。もう絶対に水中常在菌としか思えないのだが。
となると、生き残った魚で交配を繰り返して耐病系統を選択するしかない。と言うかそうなってるけど・・・
その結果やけに沈没する系統だったのが今回の潜水艦魚で、まあ交配には使えなかったんでいいけどね・・・正直言って硝酸や病気・寄生虫感染などによる病因なのか判然としないのだが、対処法。
①「完全な餌切り」
1か月以上も餌をやらないと心配になってちょっと餌をあげてみたくなるけれど、それをやっては元の木阿弥。基本的には浮き上がるまで絶食で良いと思う。
*季節にもよるのだろうが意外と痩せないもの。泳ぎだしても餌は控えめに与える。
②「清浄水」
個人的には硝酸や亜硝酸が悪さをしていたと思っていたので、出来るだけ水は清浄に保つようにしていた。
実際の所それが効果的だったかは不明だが、沈没している時に腹が擦れて、そこから充血・感染 → 赤斑病(エロモナス)と言うパターンもあるので、その予防にはなる。
②「加温」
偶然の産物かも知れないが、34度以上への加温過程で一度浮かびあがり、それが回復のきっかけとなった模様。34度は3日程度。
浮かび上がったら、温度はあまり下げないようにする。おそらく低温にするとまた沈没する。
*現在15度以上20度未満。
通常の家庭での金魚飼育ではこれで充分かと思う。