2016年7月30日土曜日

自生のヤマアジサイ

「静岡市自生のヤマアジサイ」
先日撮影した際には白花赤霧点花(点々花。紫陽花用語が分からないので表記が定まらない)だったものが花の終わりにはこんな梅干しみたいな色合いになっていた。


「静岡市自生のヤマアジサイ」
薮が茂ってしまい近づけないのでこんな写真。
改めて確認してみると、ほとんどの花が消えているだけでなく結実している雰囲気もないなあ・・近くに他の株が見当たらない(数年前にはあったのだが)のでやはり自家受粉はしないのだろうか。

2016年7月10日日曜日

ハナイカダ 完熟

「斑入りハナイカダ 親」
もう種を採れる。

「斑入りハナイカダ実生 羅紗系?」

「斑入りハナイカダ実生苗」

「斑入りハナイカダ実生苗」

「ハナイカダ 熊本産」
一昨年の実生苗と大差ない丈。コバノハナイカダ(2倍体)の方なのでしょうかね。と思ったらば側脈を見るとどちらもコバノハナイカダの方らしい(参照:たこさんの秋吉台日記さん)。





椿 結実

「聴信寺金魚

例年は春の雨の時期と重なる為かあまり結実しないのだが、今年は人工授粉した後の保護のおかげでちゃんと結実したものがある。とは言うものの実際に作業したものに比べてわずかしか実にならなかったのだが。

「銀葉椿
開花数が多かったのでいろいろな品種と交配できた。花粉親は不明だがいつもにくらべると大きい実をつけている。ひとつあたり3個程度の種が入っているとなると期待が持てそうだ。


「銀葉椿
全部で3つくらい実がなっている。実がなりやすいのとそうでないのもいるような気がするが樹勢の違いか品種の違いか良く分からない。石化している「円」とか花も見たことがないのでちゃんと結実するのかも不明。ほとんど斑の入ってなかった斑入りのヤブを放置気味にしていたらちゃんと斑が出てきてうれしくなったのだが、引き続き放置していたら毛虫に丸坊主にされてしまった。また枯れてしまった(水不足ではない)斑入り椿が2つはいた。黒椿(3度目の枯死・・・もうあきらめようか)と何かの覆輪である。蚊の季節は庭にいたくないので最悪だ。

覆輪の葉はカシノキかなんかだったと思う。斑入りの植物があるだけで面白かった頃集めたのだが、実生もしてみたりして収容スペースに限界が生じた今となっては厳選しておくべきだったなあと反省。

2016年7月9日土曜日

ヤマアジサイ 結実?

「藍姫錦」
どうも結実しているようである。一応人工授粉モドキはしてみたが自信はなかった。実際ハナアブさんたちのおかげであると思う。

大型になるので積極的に導入していないが額紫陽花が増えたせいかもしくはヤマアジサイとも交雑したのか、いままで種のついているのをみたこともない何十年も庭植えしてある斑入りガクアジサイも結実しているようである。

「土佐茜」
ちゃんと見たことなかったけど、花の終わりにはみんな装飾花がひっくりかえって黒っぽくなるんだなあ。ちなみに山でみた白花赤点々花は赤くなっていた。


「土佐の暁?」
以下、札を確認していないが結実していると思われる。蚊が飛び回っているので滞在したくない。

「津江の緑澄?
緑と空色って感じの花であった。不思議な色合いだなあと思いつつも一番状態の良い花期が良く分からず撮ってはみたものの写真と実物と色味が違うように感じたのでアップしてなかった。斑入りでもないし(*古典園芸植物の価値観=葉芸を尊重)。ちゃんとアジサイに興味があれば本物を所持して観賞するのが一番だと思う。

「?」
交配用に何種か花に特徴のあるヤマアジサイの品種を集めてあるが、単なる花の紹介ブログなら他所でもっと良い画がいっぱいあると思うので地味でも奇品中心にお披露目。


タマアジサイ

「タマアジサイ 矢作玉段花」
ちゃんと咲いてないけど、結構キレイ。やっぱりアジサイは手毬咲きの方がそれらしい。
今はタマアジサイの時期らしくて山で咲いてるのを見かけた。
タマアジサイの変異体はヤマアジサイほどではないが発見されていて八重咲きや白や緑などの色変わりがいくつかある。


「タマアジサイ 矢作玉段花」
花だけだとなんだか良く分からないから名前の由来である玉型のツボミも。


「タマアジサイ 黄金葉」
山で黄金葉と思われるものを見つけたことがあるが、これほど黄葉でない。斑入りから分離したタイプなのかも。タマアジサイの斑入りは数種類発見されているようだがあまり出回っていない。今後増殖が進めば普及品になるとは思う。