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2018年4月27日金曜日

4月末の椿

「赤金魚葉ツバキ」
「梵天葉」の方ではないと思う。ちょっと黒みを帯びた紅で未だかつて見たことがない(ちゃんと咲かせていない)花形のような気がするが、肥後椿系のようなのでサザンカかなんかの血が入っている古典品種なのかも。綺麗な花が撮れなかったのだが、斑入りの金魚葉と言われる弁天椿系のものもやはりこんな花芯をしていた。

「赤金魚葉ツバキ」
ぺったんこでサザンカっぽい気がする。こういうのから実生すると毛が生えたヤツが出てくるのかも知れない(昨年実生したものにあって驚いたのだが枯れてしまった)ので気をつけないと。

とは言え、出自の知れた純粋のヤブツバキはなかなかないし、現状では錦葉(斑入り葉)の玉之浦系統の花しか作れそうにない。

なおウチの椿の中では今年最後の花だと思う。

…と思っていたら「散斑ヤブツバキ」と言う札の個体にも花がついていてそれも八重であった。


それと順調に生育していた弁天玉之浦が突如枯れこんだ。接木と挿木で生き残りを図ってみている。先年もいきなり葉が萎れて灼けてきたと思ったら枯れてしまった。そのときは肥料の副作用かとも思ってたが病気なのかなんなのか。一応ベンレートを使ってみたがダメになることを覚悟している。




2018年3月31日土曜日

2018三月末の椿たち

「四海波」
だったと思う。
「オランダ紅」
秘すれば花って感じ(意味が違う)で奥ゆかしい写真になったんですが、全然花型が違うんですけど・・・

「錦葉覆輪一休」
(仮)としていた自称山採り品ですが、銘品ですね。間違いなく。
 銘入りの一休さんも同じような花が咲いておりました。

「弁天玉之浦」
花はいっぱいついたし、それなりに玉之浦っぽい花も咲いたが、全体的にいまいち。
木姿も徒長するし枝垂れてしまってだらしなく鉢植え向きではないよ。

他にもいっぱい椿は咲いているが、キレイな写真があまり撮れていない。

「友之浦」
本当に良くできた品種である。育種者の方に拍手。

「散斑」
白花の散斑が流通していたような記憶があるのだが、なんと桃花で小型の花が咲いた。
銘品の斑入りタイプではなかろうかと思わないでもない。

ヤブツバキ系ではあるようだ。
ヤブツバキ系といえば、実生した苗にやけに毛深いやつがいて、中国系か何かの交雑種ではないかと思う。

つい最近までユキツバキ系の斑入り(一般に流通している錦葉椿はユキツバキが多い)と混在して置いていたので、自然交雑しちゃったものもいるかも・・・

とは言え、基本的には自ら交配したやつをちゃんと種を回収して蒔いている。金魚葉、梵天葉、ガカリ葉のいずれか。斑入りは今年からようやく本格的に開始なんだが、問題はハチと自分のどちらが先に受粉させていたかだ。

2017年4月30日日曜日

多福弁天

「多福弁天」
江戸期からの古典椿の品種である。
花色・花形・葉型の3芸品で江戸バロックとでも言おうか空間恐怖症的なゴテゴテ感でお腹いっぱいであるが、さらに糸覆輪の枝変わり「三笠の月」があるそうだ。
この弁天葉に覆輪までつくというと二重覆輪になるのだろうか?さすが200年を超える古典品種。と思ったのだが、花色の方であるようで葉っぱは普通。

日本文化というと侘び寂び引き算の美学とか言われがちだがあれはデザインみたいなもので創造してから後の作業。狭い庭に入りきらない多品種をなんとかしたい奇品収集家の執念の結果だったりして。

「多福弁天」

あまりキレイに咲いてないが花芯が開いていて肥後椿のようである。「肥後椿」はその特徴である開いた花芯もさることながら、花弁がよれている感じとかからしてサザンカが混じっている気がする。

2017年4月15日土曜日

4月初旬~中旬までの椿


「黄散斑」
ヤブツバキ系のようだが詳細不明。
静岡県産と聞いたような気がするが違っていたらすみませんね。掃き込み斑で枝変わりを固定したというもの(別個体)の方は由来も確実。

「黄散斑」

「雲竜芸 九州産」
山採りとのことであったがおそらく銘品。屈曲はしているが正確には芸自体が雲竜でなく「七変化椿」かも。雲竜椿は所持していないが、来歴のはっきりしているヤブツバキ系の「三河雲竜」が欲しい。

「雲竜芸 九州産」
今年はやけに花付きが良い。筒咲きでこれ以上開かない模様。
ヤブツバキ系のようだが。ワビスケ系は中国椿との交雑種なので導入を控えている。
*侘助型でもヤブツバキ系の変異体品種がいくつかある。

「桃金魚(古典品種の錦魚葉椿かも?)」
花が傷んでしまっているがこれくらいの桃色。

「紅葉狩金魚」
ようやく一輪キレイに咲いていたのだが気付いたら落花していた・・・なんてこったい。

「梵天赤」
だと思うが、札がなあ。怪しい。まあ金魚か梵天のどちらかで八重に斑が入る花。
毎年うまく写真に残せないやつ。

「オランダ紅」
やっとこさ手に入れた古典品種。有名なのに入手困難な気が。
オランダの名は金魚と同じく南蛮交易の頃に流行したのか。
実はこれに似たような花もいくつかあるので実生なのか同じような変異が起きているのかどちらかだろう。

「玉之浦」は様々な品種の親としても有名だが、古典品種の「多福弁天」も似たような紅白覆輪柄の花である。しかも弁天葉なので品種としての格は上だと思っているがどうなのか。確かには玉之浦は美しいが釈然としない。江戸期の椿園芸品種のレベルは極めて高かった事は確かである。

まだちゃんと咲かないが「友の浦」と交配させたいと思っている。
・・・と初旬に思っていたのだが、実際には↓の「梵天白」と相互交配させた。

「梵天白」
ヤブツバキ的には白花自体が芸なので葉芸との2芸品。八重花になれば3芸品である。


2017年3月20日月曜日

三月中旬の椿

「(仮)錦葉覆輪一休」
気づいたら咲いていた。やはり「覆輪一休」であろう。古典品種を山採りと称すとはいい加減な話であるが、騙される方が悪いのか。
品種違いを指摘するとちゃんと送りなおしてくれた別の誠実な業者さんもいるので残念である。オマケもしてくれたのでむしろ好感度が上がるからまた取引するという。商売ってそういうものではないのかね。

「紺中斑と枝変わり掃込み斑」
「麗玉」に似ているような気がするがあちらはユキツバキ系で小輪とのこと。

「同上」
最初はもう少しキレイに咲いていたのだが、「赤金魚葉椿♂」との人工授粉の為ボロボロ。日暮れ間近で除雄する手間と時間を惜しんだのだが、一応記録は残す。濃赤で中輪。花芯もうっすら赤く見える気がする。ヤブツバキ系のようだ。ユキツバキ系の多い斑入り椿だが「越の吹雪」(新潟)はヤブツバキ系野生種の枝変わり品種らしい。ユキツバキだと思っていたので買い控えていた。無銘品で似た柄の個体を所有しているが、小苗なのでまだまだ開花しそうにない。

他にも「白梵天」等咲き始めているのだが、いずれも汚らしいので撮影しなかった。肥料にも工夫が必要である。

2017年3月4日土曜日

三月初旬のツバキ

[四海波(中部・愛知)]
白地に紅色の大小の縦絞り、紅色や桃色地の白覆輪などに咲き分ける。八重~牡丹咲、大輪。3~5月。幡豆郡吉良町の華蔵寺に古木がある。(参照:最新日本ツバキ図鑑)

「四海波」には関東型と中部型があるようで、中部型は花弁の地色に虹彩様の赤桃色がのるが、関東型の写真では花弁の地色がもっと白いように見える。

せっかくキレイに咲いているのに、泥はねのようなこの茶斑。ツバキキンカクの感染痕であろうか。


「阿賀の里 散斑」
「阿賀の里」の枝変わり。ユキツバキ系に斑入りが多いのは育種家の努力の賜物なのか、雑種由来の遺伝的混交のせいなのか。

逆になぜ江戸期からの古典品種の残るヤブツバキに斑入りが少ないのか。ツバキの掃き込み斑は超長期栽培によって弁天葉系の覆輪へと変化を遂げてしまうのか。

「阿賀の里 散斑」
今年はよく咲いている。すでにいくつか終わっていたがざっと数えて十輪を超える(18輪あったようだ)。鉢植えにしては充分過ぎるほどである。全体的に今年の椿は樹勢がよく、自家製の液肥が効いている気がする。悪臭を放つのが困りものだが…。それにしても発酵液肥の花への防疫効果はないな。

「紅葉狩金魚」
ウチではちゃんと咲かないのかも知れない。防疫体制を考慮せねばいかんのかも知れぬ。
いや、自家製液肥のせいであるかも知れん。


2016年12月17日土曜日

2016年12月の椿

「尾張五色椿」
二花あるがどちらも同じ青紫の覆輪の花弁をもつ。花の終わりごろに紫色になる品種があるのは知っていたが、本当に青紫色を帯びるのはちょっとした驚き。


なのだが、本来咲き分け品の筈。株が肥えないと本芸を出さないのは山野草の常ではあるが意外な展開である。ちゃんとした椿園から購入したものだが、札はあってるんだよね?

「銀葉椿の実生」
がかり芸を呈さず。残念。他の数個の種は発芽せず。

「中斑」
ヤブ椿系の中斑とのことだったのだが、詳細は不明。

「中斑の枝替わり」
↑の個体の枝替わりの掃き込み斑が出現した。一過性のものかとおもったがどんどん成長してくる。どうやらこっちが本体で、中斑の方が枝替わりかもしれない予感。

ツバキの斑入りとして出てくる不詳のものの中には同一のものが含まれているのではないかと思う。人工授粉してみれば検定もできるとは思う。しかしながら、ウチの椿は結構種が出来ているのだが一本だけなので本当に自家受粉しないのか謎である。自然実生したものは同じような花が咲いている。ただし、隣にサザンカもあるので交雑種である可能性もなくもない。

出来ることなら、ヤブツバキはヤブツバキとだけで交配させたいと思って、ヤブツバキを中心に集めている(詳細が分からず栽培後になってユキツバキ系やその他と判明したものも含む)のだが、染井吉野の例を持ち出すまでもなく古典品種の中には交雑品種も混じっていると思われる。

山野草などで純系が確保できるものは系統累代をし、家畜品種(よく考えると「野菜」って変な漢字だ。なんで「家菜」じゃないんだ?)は、特性を強化するために混ぜまくる。とは言え、地方野菜とかも評価されているからして。

いやだがしかし、フルーツならば目的はただひとつ「うまい」かどうかであるので、美味くかつ豊産かつ強靭とかそういう方向であれば雑種か否かなど問題ではなかろう。どこに価値を置くかだな。二重基準になってしまうが、まずくて虚弱なものの需要などないからな。そうなるとレアと言うだけでキレイでもなんでもない山野草も微妙な立場ではある・・・・・


「三色あるいは五色斑椿」
常緑樹の下にシダ類とともに置いてあるが状態は良好。斑入り椿は直射日光で葉灼けするものが多いので遮光してやった方がいい。同管理でユキツバキ系の斑入りである「麗山峰」も状態良し。
斑入りに限らず全体的にツバキは直射日光があまり得意でないようである。

「黄葉 九州熊本産の山採り」
葉が2枚しかなくて、枯れるかと思っていたものだが数年かけてここまで来た。日陰管理ではちぃとも成長しないし、色もつかない。直射日光に当てた方が良いとのプラントハンターからのアドバイスで冷や冷やものであったがなんとか。
本芸でないのかウィルス斑っぽいのが残念。左側の株は別の斑入り九州は鹿児島産とのこと。地味ではあるが本斑。右の散斑も九州宮崎産。ともに無銘品の筈。

じつはもう一株本黄葉らしき若草色のものもあったが、日に当てすぎて葉を痛め、植え替えたら水不足らしく枯らしてしまった・・・・今年もやっちまった。夏場はあれほど「水切れに注意!!」と言っていたのに・・・・・自戒の意味も込めて記す。反省しても足らぬ。一品ものだったし・・・・

でも蚊がわるいんだよ!

2016年7月10日日曜日

椿 結実

「聴信寺金魚

例年は春の雨の時期と重なる為かあまり結実しないのだが、今年は人工授粉した後の保護のおかげでちゃんと結実したものがある。とは言うものの実際に作業したものに比べてわずかしか実にならなかったのだが。

「銀葉椿
開花数が多かったのでいろいろな品種と交配できた。花粉親は不明だがいつもにくらべると大きい実をつけている。ひとつあたり3個程度の種が入っているとなると期待が持てそうだ。


「銀葉椿
全部で3つくらい実がなっている。実がなりやすいのとそうでないのもいるような気がするが樹勢の違いか品種の違いか良く分からない。石化している「円」とか花も見たことがないのでちゃんと結実するのかも不明。ほとんど斑の入ってなかった斑入りのヤブを放置気味にしていたらちゃんと斑が出てきてうれしくなったのだが、引き続き放置していたら毛虫に丸坊主にされてしまった。また枯れてしまった(水不足ではない)斑入り椿が2つはいた。黒椿(3度目の枯死・・・もうあきらめようか)と何かの覆輪である。蚊の季節は庭にいたくないので最悪だ。

覆輪の葉はカシノキかなんかだったと思う。斑入りの植物があるだけで面白かった頃集めたのだが、実生もしてみたりして収容スペースに限界が生じた今となっては厳選しておくべきだったなあと反省。

2016年4月3日日曜日

4月はじめの椿

「紅葉狩金魚」
「紅葉狩」の金魚葉タイプらしいのだが、元の品種の花はこれではない気がするので同名別品種があるのかも。札の刺し間違いではないよ。むしろ「卜伴」に近いのではないのでしょうか?

「紅葉狩」 濃紅地の弁央に白筋の入る千重咲き、中輪。4~5月。1879年の「椿花集」に記載。
「卜伴」 濃紅色の一重。唐子咲き。花芯の唐子は白色。小輪。3~4月。「広益地錦抄」1719年など江戸期より知られた古典品種中の名花。別名「月光がっこう」(京都)。 「参照:日本ツバキ・サザンカ名鑑」


「金魚椿 赤花」
色が良いのだが、ちゃんと咲かない。どうも他の木と咲くタイミングが合わないので、まったく交配してない。ハチが花粉をつけてるのを見てから、やるだけ無駄な気がしてきてだんだん億劫になってきたのもある。


「金魚椿 赤花 4月中旬」
ようやくちゃんと撮れたので追加。絞りが入っていて派手。


「八重椿」
正式名称は分からないが普通の八重花の庭の椿。亡き伯母がくれたもの。今年何気なく花を見ていたら、中心が桃色になっている枝を何本も確認。枝変わりかも知れない。今までもそうだったのかも知れないが気づかなかった。これが普通なのかどうかは定かでない。


「別の枝」
「椿華園」さんの何年か前のカタログにこれの内側と外側が入れ替わったような千重咲き(後ろが白に赤が芯側)新花が載っていて印象深かった。おそらくまだ増殖するまでには至っていないと思われるが、素晴らしく美しい花であった。いつか実物を拝見したい。

欲しいといえば、色々な花を咲き分けする品種や、「南栃絞(なんとしぼり)」、「オランダ紅」、「小豆黒」など種親として持っていたい品種である。が、どこで入手できるのかわかりまへん。

「侘助」は京都のお屋敷に植えてありそうな最高のネーミングだと思うのだが、中国椿との交雑種らしいので実は純国産ではない。日本自生の「薮椿」の変種の中にもワビスケ型がいくつかあるようなので、そちらから選択出来たらよいと思う。



「同」
同じような花が3枝はある(大木なので上まで見えない)が、この枝が一番良さそう。ウィルスでも入っているんじゃないよね。
おなじような枝替わり品種があったような気がする。


「下の花は絞りが入っている」
桃梵天の花粉をつけてみたので、しばらく様子見。目印をつけたのでダメなら花後に挿し木をする。

2016年3月26日土曜日

梵天金魚

「梵天の赤花」
やけに艶っぽく撮れていますが、狙ったわけでなく本当にこんな感じの暗紅色。ちょっと後期King Crimsonのジャケ*っぽい色。

「金魚葉椿の赤花」
手前の金魚葉に焦点が合ってしまっている上に未開花なのだが八重花であるのは分かる。

「梵天白 (ぼんてんじろ)」
金魚椿の白花と似ているように見えるが、雌蕊がみっちりとしていて椿らしい。

「金魚葉椿の白花」
実物を見ると梵天と金魚に違いがあるのを感じるのだが、こうして写真で花だけを比較してみるとそっくりだな。白梵天には金魚葉も出て、白金魚には普通葉も出る。ある意味下位互換。しかし、木姿はまったく異なるようで、梵天はいわゆる普通の椿っぽいが、金魚は枝が細く多く出て枝垂れかける。どちらが良いのかはお好みでとしか言えん。両方あれば比較と相互交換で実生は出来るね。

なお八重咲の金魚椿だと思っていたものは「白牡丹金魚葉椿」であるようだ。「ボンテン白宝珠」と言う品種である可能性も考えたが、花形が違うようである。

「梵天白」   親不明の自然実生。1985年に野田卯一郎氏の命名発表。梵天葉、中型。白色一重、大輪。
「梵天白宝珠」 梵天白の自然実生。1988年に岩本俊数氏の作出・発表。金魚葉に梵天葉が混じるがやや不安定。白色の宝珠咲。中輪。「参照:日本ツバキ・サザンカ名鑑
「白牡丹金魚葉椿」 横山三郎氏によると東京都世田谷区にて1962年発見。 楕円、金魚葉、大型。 白色の牡丹~獅子咲、散しべ大輪。 


[King Crimson Discipline]

*このレコードジャケットのデザイナーの人はこの深紅(色見本だと伊仏系のくすんだ赤の方がジャケットに近く、和色だと濃赤色深緋が適確か?)の色を決めるのに時間をかけたんじゃないのかなあと思ってきたがニューオーダーとかもっやてるそうだし英国の人か。どうりで米国っぽくない色合い。内容もそんなに米国的ではないがしいて言うなら歌声とシンセドラムの音色が悪いのか?

未だにエイドリアン・ブリューには思いっきり80年代的な能天気なアメリカ人みたいなイメージしかなくどうしてもプクプクポンでとかディグダグ2あたりのCMやニューロマンサーや細野晴臣と同期してしまう。当時のセガをはじめ全体的に大なり小なりメジャー(になりつつあった)ビデオゲームメーカーはアメリカンな香りがしたものだった。輸出で稼いだとするとクールジャパンの先駆けみたいなもんだったのかな。それがバブル期のTAITOのシュールなヘンテコベルトアクションゲームのプリルラにはブリューのソロ曲をサンプルしたと思しきモンドなBGMも入ってた。

恐竜的進化を続けたアーケード筐体に対して、地味なPCでは「リザード」とか「アスピック」なんてゲームもあった。楽曲の音響から漠然と北アフリカをイメージしていたが、「アスプクサリヘビ」は欧州一の毒蛇だそうで、特に民族音楽や肉ゼリーとの関係を深読しなくても、単純に食われてる描写であるような気がしないでもない・・・。クロスやミューアの音彩が中近東的なだけで。またフリップにしてもホールトーン音階がアラブっぽいだけで元来クラッシック傾向のある人でそれほど民族音楽に興味があるようではない気もする。折角リミティのアルバムに参加しているにもかかわらず、おそらくプロデューサーや我々の期待した戦慄ギタートーンではなく、サウンドスケイプとか何やってんの。目立つのはレッチリのフリーのベースとBill Rheaって人の戦慄バイオリンという・・やり散らかして奇跡が起きたのはギターシンセの「ヒーローズ」だけだったな。

ブリューの比較的最近の(2005年だけどあまり聴かれてなさそうな)ソロアルバム「Side One」は、彼のソロが好きな人にはお勧め。「Elephants」なんて曲もあって嬉しい。もうアナログギターシンセなんて使えなくなってしまったんだろうけど、ちょびっとゾウが啼いている。オーネット・コールマンに対するジェイムズ・ブラッド・ウルマー的なアルバムでおかしくなってる本家よりもリスナーが聴きたがってる要素があるんじゃないかと思える部分が少なからずあると言う・・・

また今年初めにデヴィッド・ボウイ亡くなってしまった(最近のクリムゾンでは「ヒーローズ」をカバーしていておかしいとは思ってたんだが癌だったとは・・・)けど、ブリューには彼の影響が焼き付いているようで所々でボウイを彷彿とさせる部分がある。ボウイが大参加(歌&提供)している「Young Lions」(1990)では後期クリムゾンの「Heart Beat」も演っていた。

あと、クリムゾンの旧譜がプラチナSHMCDで間もなく再発されるそうだ。ディスクユニオンでは特製BOX付とのことで、ちょっと心が動く。「太陽と戦慄」は4月か。リマスター前のCDの音が一番ドライに聞こえたので好きだったが、そのあとの盤は低音のバランスが今一気に入らない。次はどうなのかなぁ。

2016年3月16日水曜日

三月の椿のつづき

「弁天玉之浦」
「玉之浦」の弁天葉タイプ。玉之浦は力がつかないとあの超有名な🌸にならないとは聞いていたが本当らしい。待望の玉之浦の初花にも関わらず寒さのせいか痛みもあって(ツバキキンカクチャワンタケが原因かも?)感動がない・・・やはり原種。いかにも「山野草」的である。
全体的にひょろひょろとしていて枝垂れがかっているのであんまり姿がよくないし、キレイな庭椿が欲しいのならば「友の浦」の方が良さそうだよ。


なお「バッテン玉之浦」と言う登録品種もあり、混同されていないかちょっと心配になった。

「バッテン玉之浦」(長崎)紅色、一重、筒~ラッパ咲、極小輪、小型の弁天葉。(参照:最新日本ツバキ図鑑)

「弁天玉之浦」
この覆輪芸がさらに冴えると錦葉覆輪一休みたいになるのだろう。枝変わりに期待。

「梵天 桃花」
確認したら札には「桃弁天」って自分で打ってあった。が、金魚葉だし「梵天」の間違いだな。山野草についてまだあんまり詳しくない頃の仕業だからしょうがなくもないが札違いは我ながらいけない。とにかく問題は「梵天葉」が出てないことである。「金魚椿の桃花」かも知れない。金魚葉の固定率は良好でほぼ全葉。花もやや薄目で桃色ではある。

「聚楽金魚」
もう一輪咲いたけれど、本芸でないようだし痛みもあって今一つ。