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2018年3月31日土曜日

蒲公英 2018春

「シロバナタンポポ」
日本平産の普通のシロバナタンポポの実生である。今年も同じように咲いている。
ここ数年タンポポの変異種がやや高額で取引されていて、桃色っぽいシロバナもあったりするが、実際の株を見ていないのでどんなもんかは不明。

「実生苗
数年前に播種したもので無論在来種であるが、薄黄色の株からの子供のはず。
やや大型の花が咲いているがたまたまかも。

「元カラス葉」
今年の冬は寒かったが、結局最初の年ほど紫の葉になることはない。
紫葉の品種(欧州産?)もあるが、在来種と区別されずに出回っている気もしないでもない。
こいつらの実生苗が大量にあるのだが、数年たっても葉芸の変異種が出て来ない。
羅紗葉のやつは本当に幸運だったのだ。・・・・・もうなくなったけど。


「薄黄花」
だいぶ作落ちしているがまだ生きている。このブログを始めた時にすでに数年経過しているのでこの調子でいけば10年以上は行けるのかも知れない。江戸期の古典品種が絶えていることや、リトープスなどの栄養繁殖した株にもどうやら寿命があるらしいことを考えると、菊や福寿草の三段咲きほどの長命ではないのかも。あるいは菊のようにウィルスフリー苗が出来れば復活するのかも。



2017年4月22日土曜日

ウチのトウカイタンポポ 2017

「(元)カラス葉トウカイ」
最初の年以降はほぼ紫色にならぬ。カラス葉系を選抜しても緑葉に戻る。石化や斑入りなどの変わり物もここ数年は出て来ないのであまり構ってやっていない。

発酵肥料のつくり方(著:薄上秀男氏)によると「冬越しするキクのような花は低温にあうと茎葉にリン酸欠乏症状の紫色のアントシアニンが発生する」とのことなので、栄養が充分なのかも知れぬ。

「(元)カラス葉トウカイ」
ひっきりなしに虫が訪れている。「アキノノゲシ」を思わせる薄黄色である。写真に撮ると更に白っぽく写る。

「薄黄花 トウカイ」
庭に生えてくるタンポポはこの薄黄色の系統の子孫が多い。
もう5年以上かな。作落ちなのか老化なのか勢いが弱っている。しいな率が高い。

「変わり葉?」
数年前からなんか白(銀葉)っぽい気がするなあ。と思って別けておいたもの。実生3年目くらいかな未だに開花しない。左奥のがカラス葉選抜。

「変わり葉?」
なんかちょっと違う気がするのだがたまたまそういう状態あるいは時期にあるだけかも知れない。

「カラス葉選抜」
う~ん。ダメだったね。

「シロバナタンポポ 日本平産の実生」
クローンなので100%結実するが、発芽率が低く性質も弱いのかしっかり実生しないと育たない。そんなわけでウチではまったく雑草化しない。

2016年12月18日日曜日

斑入りオニタビラコの実生苗

「富士産 斑入りオニタビラコの実生」
ツバキの鉢に飛び込んで勝手に出てきたもの。

「斑入りオニタビラコの実生」
親のいた鉢。越年草らしいので代替わりだ。彼らも来年種をのこしたらさようなら。本来は山で絶えていたであろう突然変異した雑草たちがこうして生き延びてひょっとすると園芸品種化されるのは山野草古典園芸界の醍醐味の一つではある。しかし、多少なりとも毎年手間をかけてやらねばならんとすると難しいかもな。

「斑入りオニタビラコの実生 日陰置き」
リスク分散の意味で日陰で育てたもの。徒長しているが大き目。日光はほぼ当たらずカンアオイとヤマアジサイくらいしか育たぬ。ツワブキですら微妙に作落ちする。

横の木は「クマヤナギ」の斑入り。在来種であるが、海外で作出されたものらしい。5年以上は経っているがようやく結実し始めたのでいずれ実生できるかも。直射日光でも栽培可能だが、枝によっては白い部分が多いくらい派手に斑入りになるので葉が傷まないこともない。ツル性で巻き付く性質があるのでうまく誘導してやれば洋風のおされなお庭の入り口とかにも使えるかも。ただし冬季落葉する。


オマケ

「緑花 関東タンポポ 翠玉」
「翠玉」であるが、改良園のカタログ(2017年春号)によると、「東京都清瀬市で発見された緑色吹詰咲きのカントウタンポポ」だそうである。やはりトウカイではなかった。現存する緑花蒲公英はカントウのみである模様。

しかしながら思うのだが、山野草の作出権とかはどうなっとるのかね。誰が発見して、誰が増殖して、誰が改良したとか知りたいのは自分だけなのかね?ブリーダーとしてはそういうデータは重要だと思うのだが、あいまいにして流通していっちゃう感じで、暗黙の了解のグレーゾーン的なものなのだろうか。インディーズバンドの悲哀的なものを感じたりもする・・・・・・・・

2016年6月18日土曜日

斑入りトウカイ?

「2016年度実生のトウカイタンポポ」
直射日光に当てたら葉灼けしてしまった・・・暑くなってきたし時期的にもう終わりかも。

「2016年度実生のトウカイタンポポ
数日前まではきれいだったし、今まで見たことのない本斑っぽい感じ。

「2015年度実生のトウカイタンポポ」
覆輪。一過性のものだと思ってたのにまた出てきたよ。本斑でないかも知れないけれど継続性はあった。斑入りのアザミでこういう柄があったかな。何か参考になるような同種の変異体はないかな。


⊛以前、エゾ系の斑入りタンポポをちゃんと栽培していた時に双葉くらいから熱心に移植したりしていたが、大して芸が継続しなかったりいまいちだったりした。本ブログで追記のないものはダメになった(いじくりまわすと落とすことが多い)か失敗したか(生きてはいるけど斑抜けになったとか)飽きたか(やる気の問題)のどれかである。失敗の顛末も参考にはなると思うが写真を撮るほどのものでもなかったりするので後々さらっと触れる程度になるかも。


*追記☝案の定、斑入り個体は溶けたっぽい。また振出しに戻った…



2016年4月10日日曜日

タンポポの開花

「翠玉」
で合ってたかな。もう一つの緑花タンポポは絶えてしまいました。萼片の形状の違いは下のトウカイと比べれば分かる。たしか静岡産だったらしいが「カントウ」なのではないかと思わないでもない。

「トウカイ実生」
普通の花はこんなもん。実生して出てきたやつでいわゆるタンポポの色。


「トウカイ 薄黄色花」
もう五年以上は経っているのではないかと思うのだが、未だにこの色で咲くので固定芸。
子孫も薄色で咲くのが出てくることがある。
花がよれているのは、夜中にナメクジにかじられている(確認済み。ダンゴムシやヨトウムシではなかった)ため。花弁は受粉には問題なさそうなので放置している。他の斑入り植物が食われるよりまし。


「カラス葉」
やや薄い色をしている。葉の赤はほとんどなくなり、染みのような模様が多少残っているのみ。

「カラス葉 3月中旬頃」
椿の花弁と比較すればこれぐらいワインレッドになるのが分かる。オナガの赤花と同じ程度かそれ以上に紅。

「カラス葉の実生」
やっぱりだんだん緑になる。


「カラス葉の実生」
やはり一時的なものであった黄覆輪。新芽は緑。
全体的に地味な写真ですが、数年前にはもうちょっと多彩な品種が揃えられるつもりでいたんだが、意外と変わりものが出なかったり継続しなかったり。

≪おまけ≫
「クマガイソウ 九州産」
4月13日の誕生花はクマガイソウだそうですが、花は間に合うのかね。うちではようやく葉が全開になったところ。

新芽が上がり始めたときにヨトウムシにバッサリ切られてこの有様。どうせ食うならせめて全部食いやがれよ!茎の途中だけ(くっつけようとしても接合部分が合わないので食害部を推定できる)ほんとうにいやらしい食い方をする。

完全に枯れたと思って絶望していたら、かろうじて残った部分がちょっぴり展開。残りの芽もやられるとまずいと思いアルミホイルで茎芽を包んで保護の上、対ヨトウムシ用薬剤も散布。なんとか無事だが、いつになったら外せるのかわからない。

実は昨年も同じことが起きていて、てっきり風や何かの衝撃で新芽が折れたと思ってたのだが、害虫の仕業ですよ。幼虫を見つけるのは困難なので、誘虫灯を使って親を退治するところから始めるのが一番かと思うが、よけい増えたりして・・・

「クマガイソウ 九州産」
斑入りとのことで、なんとなくウィルス斑っぽいムラがあるようなないような・・・。クマガイソウは栽培するだけでも大変なので斑の有り無しなどさしたる問題ではない。
元々は2株であったのだが、どちらかが枯れた可能性がある。しかし3芽になっているということは作上がりしているということなのだ。まあ、それまでに2回台湾クマガイソウとかも枯らしていますが・・・

これは我ながら快挙なのである。ちょっと誇らしい。「山野草を集めてます」から「山野野草を栽培しています」と言えるぐらいにはなったかな。でも、栽培難易度は普通とか書かれていたりして・・・うーむまだまだ山野草界の入り口付近をウロウロしている程度なのか・・・

ちなみに金魚輸送に使われた発泡スチロールのトロ箱を再利用しています。中は段ボールの破片と鹿沼土のミックス用土。ちゃんと底穴もあけてある。ついでに枯葉も用土上にばら撒いてあります。日光があたると葉灼けするので終日日よけをした方が無難。北側の正午の数時間(太陽が真上にくる一瞬だけなのでせいぜい一時間以内程度だと思う)だけ日光が当たる場所においたら、わずかな遮光では足りず葉が枯れこんできてしまった。いくら短時間でも直射日光はきつかったらしい。



2016年3月19日土曜日

実生のつづきの3

「東海蒲公英 黒葉の実生」
もうちゃんと根付いたようだ。この曙斑的覆輪は今のところ3株に確認できる。

「トウカイタンポポの花蕾」
ちょっとググれば見つかるが念のためこれがトウカイの蕾である。エゾ系とは全然違うしセイヨウタンポポとも全く異なり仏手柑っぽい。慣れればドライブしながらでもセイヨウとの区別はつくようになる(セイヨウの花の方が豪華で大きい傾向がある)がタンポポに興味のない人でもこれなら違いがわかるだろう。

「シロバナタンポポ 静岡産」
シロバナに地域変異があるのかどうかは分からないが、ギンブナみたいにクローンごとの群があるのかも。トウカイタンポポと葉型で区別するのは無理だが、蕾でも違うのは分かるね。
これも実生苗の筈なんだが、どれがどれだかよくわからなくなってしまった。だいたい同じ遺伝子のものを区別する意味があるのかないのかも疑問だ。地植えするといつの間にか消えてしまうことがあるので寿命があるのかも。鉢植えの方が長持ちする気はするが、減っている気もする。場所によってはゆっくりと増殖したみたいだが、意外と弱く放置すると絶えてしまうかも。
発芽率が良くないせいか勝手に生えてくることはウチの庭ではほぼない。出てくるのはのはトウカイかセイヨウだけだ。エゾは気を付けてまき散らさないようにしていたから良くわからん。

「シロバナタンポポ 静岡 日本平産の実生」

「キレンゲショウマ実生」
本葉が展開し始めた。やはり斑入り株がいくつかある。やけに多いので親が中斑の可能性があるね。
とか思ったのだが、注意深く観察してみると、本葉が3枚展開しているのがいる。・・・どうもこれはどこからか斑入りの種子を飛ばしてくれた奴がいるのだ。だから、鉢のすみっこの蒔いてない筈の所から出てきたりしたのだ。
播種して一ヶ月以内にこんなことの出来る植物と言ったら一つしかないね。

[タチツボスミレ(?)の斑入り]
「斑入り」である。フイリに非ず。植えてもいない。親株はかなり離れた場所にあった筈だが勝手に生えてきたもの。なお、名札には「エイザンスミレ」とある。葉型を見りゃ一目瞭然だがエイザンスミレである訳がない。札が刺さっていてもこんな有様ではなにがどれなのか分からなくなってしまう。ここには元々斑入りのエイザンスミレの実生苗があったのだが、白すぎたのか環境が合わなかったのか(ユキモチソウに合わせた)ぜんぜん成長しなくてほとんど絶えてしまった。

「発芽」
おそらくこの個体の種由来のものだと思うが確証はないが、キレンゲショウマの実生床の奴と同じみたいだ。

「ユキモチソウの実生」
なんとこれ花だよね?中央の緑色のやつが本葉の筈だからまだ実生2年目ですよ。「カラスビシャク」のようなおっそろしく小さい2~3センチの花がうじゃうじゃ出てきた。雪餅草の実生はここ数年で何回かやったけどこんなの初めて。一才性ってやつだろうか?

親株はフイリ(斑入りに非ず。模様葉と言った方がいいがスミレ等での慣例に従い)葉であったので期待したいが昨年の段階では銀葉などは確認できず。

「ヤマアジサイとキノコ」
周囲の小さな双葉は昨年発芽しなかった種子であると思う。あんな芥子粒みたいな種子なのに2年も耐久するとはすごい生命力である。この株はやけに丈が詰まっている気がするだけのものだが、とりあえず定点観測。ツバキキンカクチャワンタケはいらないがこの調子だと毎年アジサイの枯葉を餌に生えてくるんだろうな・・・

「チャワンタケの仲間?の菌核」
また、葉が枯れこんできた尾長カンアオイの鉢があって、おかしいと思ってみたら、なんとこいつの菌核が入っていた。今年は一鉢も落とさずに越せたみたいと喜んでいた矢先にこれである。ショックのあまり寝込んでしまいそうだ。一番気を付けていた棚だったのにも関わらずこうなるともはや全滅も頭によぎる。

最大1㎝程度(嫌悪感が先だって巨大に感じたのか、乾燥すると縮んでしまうのか、再度見返してみると大して大きくなかった。これとは別に根茎みたいなものを発達させたりするのかも?)の子猫の糞かカリントウのカケラ。あるいはしょぼくれたアサガオかユウガオかなんかの種みたいな感じである。結構硬めで乾くとまったく小石にしか見えないので、撮影用に濡らしてみた。時折根っこすら残っていないことがあったが、此奴のせいだったのか。根茎の一部とカンアオイ特有のあの清涼感のある匂いしか残っていない・・・。

アジサイ類みたいな樹木であれば耐えられるのかも知れないが、草ではダメなのか、たまたま腐ったカンアオイに寄生したのか、寄生されたので腐ったのか。いずれにせよ不気味でしかたない。
灌水のたびに周りの何十という鉢にも胞子が飛び散っていても不思議ではなく、最悪の事態が起きないことを祈るしかない・・・・

PSBは菌核病の抑制には効果があるのだろうか・・・?

「斑入りコシアブラの実生」
親株は覆輪だったイワレンゲの実生株が勝手に生えてきてしまっているが、主役は「コシアブラ」。
山菜の斑入りはいろいろあって、フキに始まりタラやらウドやらアシタバやらコゴミにゼンマイ(かなりレアでほぼ出回ってない。獅子葉のものは安価で普及している)、あまり聞きなれないがミズなどもある。実生や増殖が容易なものは価格もこなれているが、ものによってはまだ稀少でかなり高額で取引されているものもありなかなか手が出ない。

この親株は斑入りのコシアブラだそうだが、種を蒔いて2年目の春にようやく発芽する。というわけでまあ出てきてくれただけでもありがたいが、やっぱりそう簡単には斑入りになっちゃくれんね・・・

以前山菜としてコシアブラの苗を購入したのだが夏越しがうまくゆかなくて全部腐ってしまった。こんどは実生品だからまあ環境にも適応できそうだし、斑入りでなくてとも食える!と割り切ろうか・・・

2016年3月14日月曜日

実生のつづきのつづき

さすがに新しいPCは軽々している。でも動画を扱おうとするとやっぱり重くなるのはソフトのせいか?最近じゃアプリというのか。とまれこりゃシーケンサーもダメだろうなもう動くかすらわからんけど。これまで音楽関係のソフトのインストールをしてきたが、今回全然入れてないし、増設とか面倒なのでそこそこなスペックなものにしたせいで移行の手間もなく移行前とほとんど変わんない。まあ、早々に入れたクラシックシェルのおかげもあるけど。スマホやタブレットだけで済んじゃう時代になったんだなあ。結局みなさんはどんな使い方してるんですかね。ショッピングと動画音楽鑑賞だけならPCなんていらなさそうではある。

古典SFのレトロフューチャーが実現しそうにないように、サイバーパンクも違う方向にゆくのであろうか。サルの脳に電極くっつけてカーソル動かすようなことは出来るようだが、なにか想像していたような夢の世界がやってくることだけはない予感がするが、静かにゆっくりと滅びていくような・・・

現在の道楽に合わせてちょいと手を入れようと思うのだが、慣れというのは恐ろしいもので痒い所に手が届かないもどかしさを時々感じる。特に困るのが、タスクバー上のクイックなんたら。なにが気に食わないのかピン止めできねーのがある。なんでだよ。すごくイライラするので95以降は使わなくなったボタンランチャーを探してみる。カッコよくなんてなくていいから使いやすいのがいいのだ。ぴょんきちさんのCluncharを何年振りかに使わせていただくことにする。ありがとうございます使い易いです。

「フイリヒナスミレ」
マクロ撮影するとどうしてこんな劣化したような画質になっちゃうんだろう・・・
植わっているのはカンアオイの鉢である。何食わぬ顔でど真ん中から生えてきてますがね。根茎も大きくなっているのでしばらくは居座る気でしょうね。


「キレンゲショウマ実生」
「キレンゲショウマ実生 斑入りっぽい」
親株が斑入りなんだろうか、黄葉だったり幽霊っぽい芽がいくつか出てきた。どうせこのまま枯れちゃうだろうので期待せず。こんな隅っこに蒔いてない筈なんだが・・・

「トウカイタンポポ カラス葉の実生」
まだこの寒い時期だと移植しても腐ったりしないみたいだ。
覆輪っぽい柄が2本。本葉が2枚ともなのでなんかの理由がありそうだがやはり本斑じゃなさそう。羅紗葉や石化を探してみたが今回は撃沈した。

ところでヤフオクで紅花のタンポポ(↓)が出て高額落札されていたが、花蕾からしてエゾタンポポだと思うので一株でも実生できるんじゃないかと思う。おそらく斑入り系統の実生から出てきたのじゃないのかな。ウチの(故)石化タンポポのように。ただしすべての子供に遺伝するかどうかはどうかね。

ちなみにウチの斑入りエゾ系はおそらく絶えた。斑入りでないのは数株残っているがトウカイの遺伝子をかく乱してくれると困るので蕾を確認次第処分する。申し訳ないがセイヨウタンポポと同じ扱いだが虫媒花なのでこれしか方法がない。最終的には当地産のタンポポとシロバナタンポポだけになる。スキズマトリクスのキツネと同じ考えに至った。

「ヤフオクより引用」

「トガクシショウマの実生」
本葉が出てきた。残ってた種から出てきたのも1~2本あるが打ち止めか。まあなかなか順調なので期待。

「玉アジサイ実生と謎のキノコ」
このキノコ。湿気のある鉢から生えてきて、地下にキクラゲみたいなへんな根茎っぽいもの(菌核)を作る(空になったポットでカンアオイの根茎を探すと代わりに出てくるので不気味でしょうがない・・・)のである。これが生えてるカンアオイの鉢は白絹病で全滅したりするのでトラウマになってるのだが、アジサイの実生鉢にも生えてくる・・・?腐葉土とか入れてないし、ほぼ鹿沼土だけの筈なんだけどなにを栄養源にしているのやら・・・


よくわからんけれど、

ニセマツカサシメジ」(参照:きのこ雑記さん)
マツカサキノコモドキ」(参照:遅スギルさん)←これは当たりっぽい。マジか食えるのかよ!美味しいなんて・・・いや無理無理。・・・しかしながら餌もないのに生えてくるのがおかしく、まだ確信には至らなかったのでさらに検索し続け「ツバキキンカクチャワンタケ」。こいつだ。間違いなかろう。落下したツバキの花殻が原因だったのか!それならば道理だともいえる。ツバキなら近くにもあるし。しかも取り憑いて
落花させるなんて凶悪なキノコだ。しかしまだ納得いかない部分もある。菌核の大きさがずっと大きい。カンアオイの根茎を餌とした栄養状態の違いだろうか?他の植物にも寄生すると考えた方が妥当だろうな。


玉アジサイは昨年実生の2年目。この1㎝足らずの極小サイズからすでに毛深さがよくわかるので、ヤマアジサイとは識別が可能。またヤマアジサイの方が成長が早めで、特にタマアジサイは購入苗の方も茎が枯れ落ちるのか地上部がほとんど残らない。

ムラサキケマン
勝手に生えてくる雑草なんだけど、今年はいたるところから出てきてキレイに咲いている。状態の良いものは背丈も50㎝近くはあったりして大型。いくつも花がついて結構見ごたえがある。知らない人が見たら栽培してるのねと思いそう。多少は花の色味が違って赤っぽかったり白っぽかったりもするがほぼ同じ。

似たような花なのに「エゾエンゴサク」が栽培難種(ウチでは)で何度も失敗しているのが納得ゆかない。「キケマン」もなぜか地植えすると消える。そちらは弱くはなさそうだが・・・

「大島桜の実生」
園芸JAPAN(元自然と野生ラン)の2015年6月号に桜の実生についての記事が載っていたのを先日発見したのだが、それによると桜の実生では用土を乾燥させてはいけないのだそうだ。昨年から時々水をやり忘れてたし、過湿でも腐りそうなのでほどほどにしかやってなくて、慌てて見てみたら発芽していた。

もともとは「ソメイヨシノ」が実は実生可能(☝の記事にもあったが全てクローンであるソメイヨシノは他家受粉でないと種子ができない)だというのを読んでやってみようかと思っていたもので、数年前から近所の公園から拾ってきて蒔いたものが1株(他は枯れたみたい)大きくなりつつある。ただ、親が何かわからないのでちゃんとしたものを実生したくて種を購入したのだが、桜は交雑しやすいようでこちらも花粉親までは分からんそうだ。

桜といえば「御衣黄」をもう何年も栽培しているが、花期と葉が出るのが同じで、しかも葉化花なので満開を見逃すことが多いし、ソメイヨシノなんてどこにもあるのでわざわざ植えようとも思わないし、そもそも花期が2週間程度しかない上食べられないし毛虫のつくサクラなんてスペースの無駄だし・・・・・・・と思っていたのだが、桜餅の葉っぱの塩漬けなら作れるかなあと思って、大島桜。

まあおそらく濃厚なクマリン臭の酵母を作る原料となるでしょう。
ちなみに、山から採取してきた土にいつもの天然酵母を作る要領で砂糖を混ぜてみたら、ちゃんと発酵してぶくぶく泡を出しました。ほのかにヒノキの匂いもしますね。そういう実生もしてます。

こういう全然関係なさそうなところでもちゃんと金魚の濾過装置に関わる実験もやってるのだ。



「おまけ」
「不明カンアオイ」
やけに分厚い花
「その葉」
こっちもやけに厚みのある葉。
葉模様も花も特筆すべきところのないカンアオイだが、全体的に厚みがあり硬い。
地味なのでなにかの基本種だとは思う。尖閣寒葵かと思ったが花を分解してみても同定できず。そもそもセンカクの「本物」を持ってないので比較できない。フジノ系でもない(フジノカンアオイは艶なし葉も含めて何株も飼ってるが葉が違う)。

2016年3月6日日曜日

トウカイタンポポと実生 2016春

ディスプレイが大型化して従来のレイアウトでは見づらくなった。紙印刷と同レベルの解像度ってのはやはりブックリーダーを意識しているんだろうな。自分的には実体がないとダメ(記憶にまったく残らない。年のせいかも知れないが…)なので多少高くても本やCDの方を買う人ではあるのであるが、ネットだけで充分だって人たちも増えてきているんだろうな。特に購入する気がない層は。

課金モバゲーが一部の層だけで成り立っているように、世の中には一部の人たちの為だけに動いていることがいろいろあると思うけれども、綺麗な写真を載っけた情報満載のホームページはネット黎明期には貴重だったし、今のところまだこの時代にはとても重要だと思っている。やっぱりネットでインパクトがあるのは写真や動画だし。嘘や誤解や勘違いも含めて情報は力だ。ふ~んそんなもんか~とか大して気にもしなかったことが頭の片隅にずっと残っていたり、あるいは誰かの興味を刺激することも、まだたまにはあるかも知れない。

なによりそんじょそこらじゃ入手すらままならない金魚のレア品種や、世界のヘンテコ植物や華美な園芸品種に勝るとも劣らぬ超稀少な山野草の世界を覗き見させて貰えたのは本当に刺激になった。御当人たちにとっては単なる自慢だったのかも知れないけれどもマニアの世界はとにかく深い究理の極北である。

まあ道楽は誰かの思いつきでしかない訳で自己満足の窮みであるからして宗教の遠い親戚かもしれん。あまりにも訳わからな過ぎて笑っちゃうけどなにか神々しさすらある気もする。

ま、そんなことはどうでもいいが17.3インチはさすがにでかすぎた。
かと言って解像度を下げるとボケちゃって余計に見づらい。ついでに言うとテンキーはミスタッチを誘発するばかりでブラインドタッチできなくなった。次は普通のPCに戻すと決めた。その頃になればもうPCなんて絶滅しているかもしれないが。

思いついたことを出来るだけ書き留めて置きたい性質なので、小さいフォントでも構わず本来の用途とはおそらく外れた使用法で書き溜めてきた当記録であるが、デザインを変更する度に見た目が変わってしまうので、少しだけ真面目に書くことにした。単に写真にコメントする時にメンドクセーしないで改行するようにしただけだが。

そんなんでちょっと我慢していたがもう限界なので全体的に大きくすることに決めた。時々めちゃくちゃ巨大なブログなんかを見かけてはスキルフルなデキル御達者なのかなあ。とか思っていたが、そうじゃないかもしれんね。

普通のPCでは大きすぎると思うがどうせ誰も見ちゃいないから自分のために見やすくすることにした。実はもう一回りフォントを大きくしないと大変なのだが。そうすると本当に老眼対策みたいに見えるのであとちょっとだけ我慢してみる。

画像の方もブラウザーの幅によってははみ出てバランスが悪くなっているはずだがすまん許せ。

「カラス葉の東海蒲公英」
最初の頃は素晴らしかったが、以降年毎に色が乗ったり乗らなかったりする。
とはいえ他の個体と同条件でもやはり色がつく。アントシアニンが多いのだろうが、花色は薄めなので紅花にするのは無理かも。どうも当地のトウカイは花色が薄いウスギ系統の遺伝子が入っているものがいるようだ。シロバナタンポポが周囲にはまったくない地域(地元の人が白花を初めて見たというくらい全然ない)でもそうなので交雑とかではない。

もう3年以上になるかな。タンポポの寿命がどれくらいあるのか自ら確認中だが、変化朝顔の本も書かれている仁田坂英二氏の「 古典園芸植物のドメスティケーション - 国立民族学博物館 」によると、蒲公英(タンポポ)は 江戸後期から明治にかけて150を超える色変わりや変化咲きの 品種が作られたが,栽培家も少なく根茎での長期の維持が困難なこともあり,ほとんど の品種が絶えてしまった(藤井 2003)……だそうであるのでそう長くはないかも。なお、このPDF参考文献にはいくつか気になっていたことも書かれていて、

🌸「交雑の結果,後代における芽条変異や,実生による形質の分離が起こりやすくなるため実生型や芽条変異型も兼ねていることが多い。

→「オナガカンアオイ」には花などが「葉化する」系統がいくつかあるが、どうも交雑種の「マエダカンアオイ」ではないかと疑っている。ひょっとしてこういう事も原因かな?ただでさえ数の少ない「マエダ」にも「葉化」があるのでますます怪しい・・・

→「綴化」や「帯化」するタンポポがある。放射能の影響なんてことも言われたりしたが園芸知識の少ない人の感情論だろうな。今まで神奈川と静岡で2回見たことがある。いずれもセイヨウタンポポで、ググって引っかかるものもやはりセイヨウっぽい。断定なんてもちろん出来やしないが個人的には雑種起源のものだろうと思っている。


🌸「芽条変異型 親株から新しい変異が分けつして出てくる芽条変異が出現する植物は,このパターン で品種を増やしてきた。前述した縞斑のような区分キメラから,覆輪,中斑などの安定 な周縁キメラが出現することがある(写真 2 C)。山採り型から徐々にこのパターンに 移行した園芸植物も多く知られている。芽条変異によって品種を増やしてきた植物とし て,山採りと同様に実生しても野生型もしくは白子になる周縁キメラの斑入り植物や, 実生が難しいラン科やシダ類等が挙げられる。元とは異なる変異を誘発する枝変わり(体細胞突然変異)も この芽条変異に含まれる

→「ヒトツバ」の獅子葉と羽衣葉は同一個体ではないのか?矢筈斑入りのヒトツバ銘品である「東雲」は普通葉であるが獅子葉にもなっているのを発見。獅子葉の黄金葉とかもあるが同一品も混じっているではないのか?

→「ベニシュスラン」(ミヤマウズラも?)の斑入りは少数のオリジナル(色々な芸を呈する)からの芽変わり品を分離しただけではないのか?


🌸「斑入り以外で狭義の古典園芸植物によく見られる変異に,植物体が小型になる,矮性 変異がある。矮性化する変異の原因を大別するとジベレリンの生合成や受容に関わる変 異体と,植物ホルモンの一種であるブラシノステロイドの欠損と思われる変異があり (Suzuki et al. 2003),前者は俗に矮鶏(ちゃぼ)と呼ばれることがあり,後者は羅紗 と呼ばれ,器官が矮化するだけでなく,肥厚している。

→ラシャ葉の原理が知りたかったのである。大変ありがたい。また斑入りに肥料を与えると普通の葉に戻ることがあるのは、完全に葉緑素の欠如が起きているのではなく発現の過程での必須元素等の吸収器官の強弱によるもの?


「☝のカラス葉個体の実生」
正直これくらいのフォントサイズだと目に優しい・・・が自分でもデカ過ぎなのが分かる。


「覆輪?」
相変わらずピントがあってないが、虎斑っぽいのは分かる。ウィルス性でなければ一時的な生理現象かもしれないが本葉が2枚とも覆輪になっているので何かの変異を起こしている可能性がある。
去年にも気づいていたのだが、まさか継続しているとは思わなんだ。なので分けて置くことに決めた。

☝ヒントなんだかピントなんだかもうちょっと離れると判別できないしキーの配列の悪さが重なってやたらと脱字が起きるのでやはり大きいフォントにすることにする。


「カラス葉系」
を抜き出してみたもの。
う~む。あんまり赤くないな。継続はしないと思うが選抜はしておかないと後々わからなくなっちゃうのでやむを得ない。


「覆輪 変わり」
中央のものの他にも覆輪的なものがわずかに見えるのと、なんとなく変わりっぽく見えたものを選り出してみた。残念ながら今回は石化しているものがなさそうだ。やっぱりアレは奇跡だったんだな。でも絶えた。
たぶんなんにも起こらないだろうが、努力はしておく。