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2019年6月1日土曜日

柑橘変わり物 撮り直し

「紅まどんな」
「ゆず」 
色が飛んでしまうので、比較対象がないとよく分からないかな。


「紅まどんな」 

「紅まどんな」 
このまま開花~結実したらすごいな。

2019年5月28日火曜日

柑橘実生の変わり物 2019

「紅まどんな 実生」
今季は多品種の柑橘を実生しているのだが、その中でも変わり物の出現率が高かったのが、この「紅まどんな」である。

他にも数本真っ白なオバケ斑が出たのだが、そのままでは育たないと思い接木してみた。
なにせほぼ初めての挑戦なので、手際が悪かったりして枯れてしまうとは思う。

この個体は葉緑素が見えたのでそのまま育ててみる。中斑と言うよりは、曙斑的なものになるのではなかろうかと思っている。カラタチバナの麒麟錦とか、茶の斑入り(何種類かあるが一番安価なタイプ)とかでこんな感じの斑が入る。

なお、真っ白な幽霊斑でもそのまま頑張れば葉緑素が乗ってくる場合(ヤフオクにフィンガーライムの斑入りが出品されていたが、茎が白いものがあった)もあるようである。


「ゆず 実生」
「ゆず」はたくさん実生して接木用(作為的な「小林柑」作成用。及び、芽がなくなって棒状になってしまった苗用)に使用した。が、たぶんほとんど失敗していると思う。

また、周囲に他の品種(麗紅、甘夏、星タンゴール、河内晩柑等)があったので、一番太い芽だけ残して(多胚?)選り分けてあるのもある。選定方法に誤りがあるかも知れないが、結論が出るまで生きているかどうかも分からないので、単なる道楽である。接芽の方がまだ夢がある。

この個体はほのかに色が淡いと感じたもの。比較対象がないとよく分からないけれども。


「紅まどんな 一才? 花芽?」
何枚も撮影したのに全部ピンボケ。

柑橘が実生から結実を始めるまでに十年以上はかかると言うが、こいつにはもう花芽がついている。

この形質が遺伝するなら、なんとかして利用できないものかと思う。

2017年5月18日木曜日

斑入り柑橘

「チャンドラポメロの斑 (本斑)」
極小葉であるが、中央に源平柄。その対側にも刷毛込み斑が見える。

「チャンドラポメロの斑 (本斑)」
昨年はその上の新芽を虫に喰われてしまい、今年は気をつけたのだが・・・
新葉は全部無地。斑抜けてしまった。


「パール柑の斑」
昨年は寝ぼけたような柄だったが、曙斑的なのか今は冴え渡っている。

「パール柑の斑」
これだけびっしりと斑が乗っていれば文句あるまい。

「パール柑の斑」
特に光合成に支障があるわけでもないようで生育は良好。安定性の高い覆輪の柑橘品種は温州、仏手柑、ユズ、キンカン、レモンなど結構あるが、こういうタイプは見たことがない。もっとも、フルーツを採るのに斑入りなんて邪魔なだけだけど。

2015年12月6日日曜日

樹木の実生

毎年毎年食べ終えた後の柑橘の種を集めては蒔きまくって10年以上。柑橘の実生はライフワークと言っても過言ではないが、継続は力ナリ。ようやく出したぜ斑入り。

まあ、斑入り自体は柑橘の実生で割とでるので蜜柑好きなヒトには是非試して欲しい。
ただ、真っ白な幽霊になったり、曙斑入り的に緑に戻ったりするのでそれで終了。
掃き込み斑入りが出たことはなかった。

柑橘の斑入りは割とあって、「キンカン」「温州みかん」「レモン」「ゆず」「佛手柑」などの苗は比較的入手容易である。ただいずれも「覆輪」なので安定性はあるが遺伝性はおそらくない。枝変わりとかを選別したものなのかも知れない。

なお、果実を目的に実生するヒトが大半だと思うが、結実までに10年位を要するらしい。うちでも最古のものが1.5mくらいになり、何年も実をつけている購入苗よりも大きくなったが未だに結実せず。何を蒔いたのかすら忘れてしまった次第である。
「チャンドラポメロの斑入り」
今のところおそらくかなりの珍品。まずチャンドラポメロの果実を手に入れないことには話にならんが、最近ではネットでも簡単に買えそうなので、難易度は高くないかも。
まあ、このまま枯らさずに成長させることが出来ればの話。斑入りのみ引っこ抜いて植え替えたら枯らしてしまったことがあったのでしばらくはこのままの予定。
気のせいかも知れないが単独植えよりも成長が良い気がする。

なお、チャンドラポメロが単胚(劣性遺伝)かどうか不明だが、優良品種には多胚品種(優性遺伝)が多く、大半が親のクローンとなるそうである。「参照:かんきつ類のQ&A(品種改良編愛媛県」ぬー「清見」育成に31年もかかった静岡産にも関わらず県外が主産地とは・・・。
がんばろう。

*参照:高品質・単胚性カンキツ品種「清見」の育成 著:吉田俊雄氏 (非常に興味深い。柑橘育種を試みる者は必読!)
「パール柑(「大橘」参照:果物ナビ)の斑入り」
実生4年目くらいかな。もう結構大きめなサイズ。
展開した新葉に斑が確認できる。

白糸の滝の隣にある山野草屋さんから購入した「パール柑」(「水晶柑」とうろ覚えしてたので「水晶文旦」かとも思ったが別種らしい。販売されている苗には「土佐文旦」の別名ともある。どちらにしても鹿児島の文旦の系統ではあるらしい。いつか食べ比べる機会があると良いが・・・)がとても美味かったので迷わず播種。確か巨大なフェイジョアも売っていた気がする。フェイジョアの種はキウィフルーツみたいな小ささだが発芽率は結構良い。実生後の成長も良いので興味があるヒトはお勧め。
ただし、実がなり始めるまでに数十年を要することがあるので覚悟した方がいい。また生り始めて数年の間は実が小さいので可食部がほとんどない。食べたいだけなら素直に苗を購入した方がいいかも。
「パール柑の斑入り」
地味なんだけども、こちらのもう一枚の葉にも出ているので斑入りだと信じたい。

ちょっと不安。
冷静に考えると果物を採るにはいけない遺伝ではあるが。
「トキワガキの斑入り?」
3年目くらいなのだが、一応毎年継続中。しかし曙斑っぽい。
何本か似たようなものが出た。掃き込み斑は出ていないが、メス木として出回っている個体なら持っている。山野草屋さんのリストでは結構高い。結実はまだないし全然大きくならないし、老鴉柿ならたくさんあるのに常磐柿はあんまり人気がないのか品種の入手もままならず残念である。盆栽屋さんにならあるだろうか。
「トキワガキの斑入り?」
上とは別の個体。継続してはいるもののやはり消えかかっている。
なんか逃げてしまいそうな気がする・・・
「聴信寺金魚(椿)」の実生
金魚葉になってないんですけど・・・
梵天とか金魚葉とかの実生遺伝性は低いらしい・・・

ま、実生の大半はこのような失敗作である。失敗って言っても別に花が悪い訳ではないからね。斑入りや変わりものが気持ち悪いと思うヒトもいるだろうし。結局は稀少性の問題なんだろうなぁ。


「聴信寺金魚」
傷んでしまっているが開花中。写真だと普通に見えるけれどもやや黒っぽい色。ユキツバキ系ではない(参照:「雪椿の見分け方」・「太目の細井のきまぐれ日記」さん)。花粉親はどれだったのだろうか。「弁天西王母」は一輪咲いていたが他の椿の開花はもう少し先になりそうだ。

余談だがウィキペディアの椿の項の中文ページを読むと椿の原産地が中国で日本に導入されたとか書いてある(機械翻訳)。

なお「日本産ツバキ属~野生種の類型と品種の見分け方~」(参照:㈱アボック社)によると「ヤブツバキ」は一部韓国南西部に分布、「サザンカ」は日本固有種で、子房に毛があるツバキは国内産になく、「侘助」の野生種が発見されていないことから明時代の中国産の原種と交配された園芸種であろうとのこと。
ただここで気になったのはサザンカの子房にも毛があるのですが、どっちなのでしょうかね・・・。ウチにも斑入りのツバキとして購入した謎の木があるのですが、萼片がやけに毛深くてどうもツバキでなさそうな雰囲気。花が咲いたらアップしよう・・


おまけ
マルバテイショウソウの実生」
購入した九州産の親株が種(綿毛)を飛ばしたようでオナガカンアオイの鉢から勝手に生えてきたもの。自家結実する。テイショウソウは栽培が難しい方だと思われるがこちらは比較的丈夫らしい。ただ親株が小さくなってきている気がするので厭地性があるのかも。
ちなみに乗っている落葉と奥に小さく見える緑の小果はフェイジョアのものである。