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2014年1月3日金曜日

ラケナリア・ヴィリディフローラの花色変わり

世界3大ヒスイ色花と言うと、
ヒスイカズラ」「イキシア・ヴィリディフローラ」「ラケナリア・ヴィリディフローラ」だと思う。

えへへ・・・実は「ひみつの植物」からの受け売りなんだけど。

でも、初めて見た時の衝撃と言ったらない。そのまま南アフリカ植物にハマってしまって種の輸入までした。

なんせ、日本で市販さてている品種なんてせいぜい2~3種類。しかし海外のサイトには色鮮やかな花がイッパイ。実生するしかないのだ。

昔からトロピカル・フルーツとかの実生・栽培に興味はあったが、まさかここまで植物栽培全般ハマるとは思ってもみなかった。

この本、一般向けの体裁にも関わらずさまざまなヘンテコ植物について触れられていて、いたく旧少年の琴線に触れたのだった。

実際には、ラケナリアには似たような青緑系の色合いの品種がいくつかあるのだけど、それでも一番花が大きめだし綺麗なのは確か。肥培するとかなり巨大になるらしい。

数年に渡って何度も実生しているのだけど、意外と環境に合わないのか消えてしまう。
これは開花株の2年目だけど、昨年は調子が悪くて花季を逃してしおれかけているものだと思っていたのだが、どうやら違ったっぽい。
「ラケナリア・ヴィリディフローラ」
の筈なのだが自信がない。
少なくとも花型はそれ。

そして明らかに花色が薄い。
ナーサリーとかだと選別の対象になってしまうのかなぁ。
よくわからん・・個人的には綺麗だと思うが。
このアングルだとよけいに綺麗。
なんかアイスっぽい色合い。

*交配種を作出されているナーサリーがありますが、これらはシルバーヒル・シーズから輸入した種からの実生株です。
ルビダは花終わり、プシッラと花季が同じですが、他の株はまだ未開花なので、現地での交雑の可能性も低いかと。

兄弟株。

別の兄弟株との比較。
左が標準花的な色彩の筈。

薄口すぎる気もしてきた・・・。
青軸なのでアントシアニンが少ないんだねきっと。

2013年8月2日金曜日

有星類の実生 (再々)

 「いつかやる」と思ってはいても、たぶん数年はやらんと思っていたけれど、サボテン屋さんからカタログを送ってもらったので、唐突にやる気になった。

 目下、高山植物系のリベンジも兼ねて自家産馴化苗作出の為の実生がマイブームになっているので、タイミングも良かったと言うことで。全然発芽しないものもあるんだけども、やっぱり一部でも成功するとまたやってみようかと言うことになる。

「兜錦系」
播種して2週間経つか経たないか。

以前は種蒔き用土でサボテン用土を覆ってラップで包んで時々霧吹きして・・・とか面倒な事をしてたけど、もうモノグサに拍車がかかって角ロングポット鹿沼土単用腰水状態。

「兜錦系?」

名札を見れば何かは無論分かるが、引っ掛けたりで札が飛んでしまったり、紫外線劣化して折れる(安物はダメ?)ので深めに埋め込んであってよく見えない。だもんで発芽直後のこの状態ではまったく区別できない。

実生・栽培経験こそあれ「接ぎ」の経験はまったくないのだが、斑入りが過ぎると枯死してしまうのかな・・・頭の枯れてしまった「台木」だけなら数本あるけど・・・ (この方のHP「素晴らしきコノフィツムを見てたら「アロンアルファで瞬着してる」よ・・・これならばなんか出来そう)

耐寒性のなさそうなヤツでも、体が丈夫なら屋外冬越し大丈夫じゃね?とか思ったら甘かったよ・・・。サボテンでも結構耐寒性はあるのはあるのに。根腐れしてないのに変。とか思う方がおかしいのか・・・・・その代わり、軒下だけど完全放置で芋みたいに転がしてあるヤツは生きてたりする。意味が分からん。

そうそう、ハオルチアだがなんとか梅雨越ししたよ。これで通年屋外でもOKと言えそう。ただし根腐れしたっぽいのもいて、作落ちしてるのもいるけど、硬めの「ガステリア」なんかは結構強い。ただし、成長している気もしない

「玉扇 と 臥牛錦(?)」
札が飛んでしまって正式銘が分からん。下葉が伸びすぎて自立も出来んとは・・・
ストーンズのアレを彷彿とさせるだらしなさ。ところで多肉の和名センスは洒落てると思う。絶対牛タンの事だよね?ね?
盛夏前まではウラシマソウが繁茂していた。


「玉扇」とか「万象」系とかはやっぱ根が過湿に弱いらしくて腐ってしまうみたい。鹿沼土とかすぐ引っこ抜けるような用土ではなくて、乾燥するとカチカチになる事もあるけど、排水性はあるサボテン用土に植え込んで直射日光下で屋外通年放置だと元気だったものもあるんだけどね。

あと、もう1つよく分からんのが「ツワブキ」。元気だったかと思うと根腐れして枯れる。葉が大きくよく萎れるので水をやるのが悪いのか。地植えにしてしまった方がいいのかもと思わないでもないが、季節ごとに葉が変化してしまうので品種名が分からなくなってしまいそう。

「兜 綴化?」
あんまり斑入りでないようなのだけど、綴化のもの?
こいつらが石化してるかどうかは不明。・・いやヘキラン錦の方かも。
一部名札を間違えてるのに今気づいた・・・やばいやばい。

ところで普通個体の綴化は老化現象でもあるらしいとサボテン関連の書籍で読んだ記憶がある。
「クローナル・エイジング」とかちょっと「マモー」的な転写エラーを彷彿とさせる。

それから用土の上に見える苔は自然発生した訳ではない(さすがに1週間じゃ生えないよ・・)。
実生用土(サボタニだけでなくて蘚苔類も含め色々)の乾燥を防ごうと「蒔き苔」の真似をしてみようと思っただけ。
そしたら、コマクサの実生の際には悪いとか・・・やっちまったよ・・・・・なので邪魔にならない程度にした痕跡。

ハイゴケ」の栽培は低難易度とか書いてあるのだけど、山採りしてくると環境にあってないのかまったくダメ。自生地ではミニシダ的なキレイな葉?を広げているのに・・・朝露が毎日かかっているくらいの高湿度でないとダメっぽい。

ギンゴケ」と思しき苔が旧サボテン・ラケナリア実生鉢に勝手に生えてきて主が消えてもまだ生えてるくらいなので、アスファルトに生えてた「マゴケ類」を削ってきたもの。腰水状態になってるマツバランの鉢に「ヒョウタンゴケ(?)」とかが生えてるので大丈夫そうだと言うことで。

      [播種したもの]
  • 紅葉大肋骨ヘキラン・ストロン錦
  • 特扁平大亀甲ヘキラン・ストロン錦
  • 突出疣大亀甲紅葉ヘキラン錦
  • 六稜大亀甲紅葉ヘキラン錦
  • 超極上ヒトデ特大疣良白点兜錦
  • 花園超ヒトデ特大疣濃白点兜錦 (まったく発芽せず。種自体が他の半分程度と極端に小さく変)
  • 赤花アルプス超ヒトデホワイトスーパー兜錦
  • ヒトデ扁平超極上赤花兜錦
  • エイリアン大亀甲ルリ兜錦
  • 大疣兜錦綴化
  • リトープス混合(今までハマるのが怖くて敢えてやってなかったがテスト・・・温室が欲しい)

2012年6月8日金曜日

梅雨越し


「アジサイ」の美しい時季だ。
静かな雨音に包まれて空気がひんやりと湿っている曇天は日本庭園に合う気がする。

まあ、うちの庭はカオスだけど。でも、「山野草」を始めてから、同一種であれば出来るだけ日本の品種。特に「斑入り」に置き換えようとしている。やはり、環境にあっているし、どぎつくないのがいい・・・ 歳を取ってきたのかな・・


「ヤマアジサイ」は最近人気がありたくさん品種もあるようで(富士山麓原産の品種は白い花が多いようだ)、ときどき庭先で咲いているのもみかける。

うちのもそこそこ大きくなったのだが、「梅花甘茶」「エゾアジサイ」がいまいちなのでその管理法を調べてみた。すると、積雪地帯である現地の方が暖かい筈の太平洋岸よりも冬越しが容易とある。なんてこった。


「静岡」は年間平均気温で九州南部と同程度かそれ以上に温暖な場合があるのだが、それでも吹きっさらしのベランダでは-5℃程度まで記録した。

雪は10年に一度降るか降らないかぐらいで、ほとんど記憶にない。


南アフリカの種子園でその説明によく夏型か冬型かと同時に「ゾーン」と言う記述があって、なんのこっちゃかと言うと要するに気候帯の事である。だいたいの「植物の耐寒性」(都市緑化研究所)がこれで分かる。


南アフリカの場合、意外と日本と気候が合う植物が多く、多少の無理はあるのだが無加温でもOKな場合がある。

一度なんて、「ラケナリア」の鉢に水をやった夜に寒波が来て、カチンコチンになってしまったこともある。それは大丈夫だった。


ラケナリアは葉ざしも出来るくらいで、頑丈ではないもののボロボロの葉でも結構やっていけるようだ。ただし、品種による。

普及種はやっぱり強くて、「ラケナリア・レフレクサ」「ラケナリア・カルノーザ」「ラケナリア・アロイデス(の一部。ヴァンジリアエは実生に何度も失敗中)」なんかはどんどん増えるし、増えてるから強いのかと思うと消えたりもする。

「ラケナリア・レフレクサ」実生

他品種もいた筈なのに、残っているのはこれだけ。

落ち葉は祖父が植えた云十年ものの庭植え「フィジョア」。ここ数年でようやく結実しだした。
自家不和合性とあるので、どこかのお宅で庭植えされたのかもしれない。あるいは古木になると自家受粉するのかも。
珍しいらしくて、ときどき見にくる人がいたり、宅急便のお兄さんがフルーツを持ち帰ったりしてる。


「ラケナリア・カルノーザ」実生

完全に屋外放置の為、プラの名札が紫外線で劣化、苔まで生えている。

魚や花の実生なんてやってないで、自分の自家産をやれと言われたり。
でも一人じゃできないよ!


もっとも問題なのは低温よりも、梅雨や夏の湿気での腐りであるような気もする。
ウスユキソウ(エーデルワイス)や、オキナグサの類も、サボテン用土等水はけの良いものを使ったけれども、簡単に腐ってしまった。


あと、ウチでは「ハオルチア」を屋外管理している。理由は置き場所がないから。直射日光や雨が直接当たらないようにはしてあるが、温度湿度は外のまま。



普及種のハオルチア「玉扇」や、アロエ小型種、「ガステリア」の普及種などは一年中「雨ざらし」にも関わらず生きている。「玉扇」なんかは殖えてもいない(と思っていたら仔が出来ていた)ので温室ほど理想的な環境でないだろうけど・・・・ 一部のサボテンも見た目は悪くなるが、生存は可能。そんなんで今年から地植えにした。

勝手に「火星の植物」と呼んでる「フーディア・ゴルドニィ」なんかも、雨除けはしている(多湿で腐る)がずっと外。実生した有星類のヒトデ系交配「」もほぼ雨ざらし(梅雨時期はさすがに雨除けしたりするが、忘れることも多い)だが、結構生き残っている。

実生3~4年目くらい。

吸水して一気にふくらんだが、成長は遅くて普段は土にめり込んでいる。自生地の「リトープス」みたい。

棘のあるサボテンは大嫌いなのだけど、ギムノカリウム「緋牡丹錦」と有星類「ランポー」(本当に野ざらし雨ざらしなので台風でひっくり返って札落ちしてしまったのでミックス状態)も同様の管理。
接木しないと成長出来ないのかとも心配したが、頑丈なもんです。あんなに赤くても光合成は出来てるみたい。


むしろ「マツバラン」とか「イワヒバ」とかまったくダメ。一部、ほそぼそと生きているのもあるが、特に銘のある希少品はぜったい屋外放置しない方がいい。「イワヒバの盆栽」なんか外に置いてあるのを見かけるから大丈夫そうなもんだけど・・・ そんなんで、マツバランなんてすごく好みにもかかわらず、栽培はやめた。


ちなみに用土は市販の「サボテン用土」あるいは「鹿沼土」でした。底に赤玉土を入れていたこともあるけれど、数年経つと粒が崩壊泥化し、完全に目詰まりしてしまうようで今はやらないでいる。


さて、今年の梅雨は無事に越せるのでしょうか・・・