「大橘(パール柑)の斑」 |
今年もちゃんと斑入り葉が出てきた。昨年の葉も硬化してこんな調子なので全葉ではないが一応継続はしている。
のだが、気を抜くと新芽をハモグリバエにグチャクチャにされる。
いつも気づいた時には人力駆除するのだが、さすがにずっと駆除はしてられないので調べてみると「ハモグリミドリヒメコバチ」(参照:埼玉の農作物病害虫写真集さん)なる天敵がいることが分かった。
実をいうとヤマアジサイの鉢の周辺の雑草の上をウロウロしていた綺麗な緑金色のハチかアブのようなものを見かけて気になっていたのである。ちなみにそれは「ウデゲホソアシナガバエ」(参照:我が家の庭の生き物たちさん)と言うらしい。もっとそれらしい名称の「アシナガキンバエ」ではないそうなので注意。大多数の誤用も含めネット情報のいい加減さと精密さが公平に同居するのが面白い。
ともあれ、農薬を使用しない訳ではないのだが、主に植え替え時に用いる殺菌剤のみ。
自分の体調がおかしくなりそうなので、防疫も考えてバイオリアクター(己称)*酵母や枯草菌を主体とした発酵液を散布するのでなく発酵状態を継続して行うために容器に入れて庭中に仕掛けている。
安定期になるまで悪臭がひどいと言う難点もあるが多発した白絹病などの発生が終息した気がする。少なくとも昨年から今年にかけて白絹が原因と思われるカンアオイやテイショウソウの腐れは発生していない。その代り発酵液が要因と思われる黒斑病のようなものがツバキなどの樹木に発生する。新芽発生の水切れ時によく起きるので因果関係があるのではないかと思うのだが気のせいかもわからん。
最終的にはよけいな人力を加えたくないので昆虫や鳥や爬虫類などになんとかしてもらえるといいな。