2018年5月12日土曜日

トキワガキの散(曙)斑

「トキワガキ Diospyros morrisiana 実生」
流通している刷毛込斑の本斑からの種を数回実生したが、お化けになるばかりでまったく成長せず、ついには親株まで斑が抜けてしまった。

これは数年前普通のトキワガキを大量に実生していた頃に出たものの一本。その大半がこれと同じ曙斑的なもので、しかも成長に従ってなくなってしまった。一時的に冴えたりもしたが、結実する寸法まで成長したものは斑抜けているようである。少なくとも全葉に確認できるような状態にはない。

「トキワガキ 実生」

この個体は一旦枯れかけてしまったものを懸命に世話した結果偶然回復したもの。ようやく自立できるくらいにまで元気になったので一安心である。

「トキワガキ 実生 ♀」
前述の本斑のトキワガキは一本でも結実していたが、これははっきりと雌雄異株で♂と♀があるようでとりあえずこの株以外は実をつけていない。そしてもう葉には斑が確認できない。



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