2012年10月5日金曜日

ヒガンバナの白桃色

半袖で過ごすには寒くなってきた。
金魚たちの餌食いがやけに良い。
地温が下がってこないとヒガンバナが咲かないと聞いた。
一番白っぽい個体。
周辺流域のヒガンバナの特に小型のものに白桃色花が出るようだ。
別の個体群では見かけないのだが、普通の現象なのかも。
枯れる間際に白くなるのは普通なようだが、移植してみたら元に戻っちゃったりして栄養状態も関係ないとも言えない。
最初の花の翌日
背後の普通花と比べると色の違いが分かるかと思う。

覆輪っぽく白が入る個体。
まあ、この程度なら普通でもあるのかも。

ヒガンバナは一般に3倍体のクローンであると言われているが、種子が出来ることも稀にある。
うちでも一度結実したことがある(が、白花の方かも知れないし、)。最近わりとどこでも見かける白色のヒガンバナは、ショウキズイセンとの雑種であるらしいが、この写真のモモシロバナは普通のヒガンバナの筈である。八重咲きとかの変異体もそう言う実生の産物であろうかと思う。

また斑入りのヒガンバナと言うのも山野草の世界では知られていて、ここ数年で増えてきたのか少し値が下がってきたようだが、それでも諭吉さん以上はする。花期はせいぜい1~2週間程度であるし、ヒガンバナは植えかえると花が咲かなくなる事があるので(八重咲きの球根は3年以上になり増殖もしているものの未だに花を見ず・・・)、長~く葉を観賞出来た方がいいと思う。





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