2012年10月8日月曜日

ウィリアム・T・イネス

http://en.wikipedia.org/wiki/William_T._Innes
松井氏が著書で触れているアメリカのアクアリスト。ウィキペディアにて発見。
謎の金魚品種についての図版は彼の著書からの引用であるらしい。

Innes, William T
「Goldfish Varieties and Tropical Aquarium Fishes」


*"Fishes"となっているが、米国人に確認した所、現在では"Fish"でOKとの事。英国英語なのかどうかは英国人に訊けてないので知らん。
以下、「喪失品種」と思われる4種。


「チャイニーズ・タンブラー・ゴールドフィッシュ」
鰾に問題のある魚であると推測されている。つまり転覆魚。


「チャイニーズ・エッグフィッシュ」
シリビレの欠如したロングフィン・マルコ。開き尾で胴体よりも長く下向きについている。
超丸手の津軽錦の臀鰭無版。


「チャイニーズ・レタード・ゴールドフィッシュ」
魚体に漢字が記されている。意味が不明。調色されているか、偶然の産物ではないかとのこと。
カナダ輸出用のメープルなんとかも思い出した。


「メトール」「テールレス・ゴールドフィッシュ」
琉金の尾のないタイプ。松井氏も実験されているが尾を切除しても再生する(重要な器官であるだけあって割と早い)ので、先天的なノーテール品種ではあるらしい。「メトール」と表記されるとなんのこっちゃ¿であるが、「メテオ」と書けば「コメット」も納得。


おまけ。

via Goldfish Keepers
ググってたら「頂点眼ピンポンパール」を発見。孔雀尾っぽくも見えるし、なんじゃこりゃ。

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