2013年9月28日土曜日

彼岸花八重咲き

「濃色ヒガンバナ八重咲き」
だったと思う。最初の名札はとっくに消えた。
3年以上は葉っぱしか見てない。ようやく咲きました。
球根ばっかりどんどん殖えてもうダメかと思ってたんだけど、地植えした途端開花。
鉢植えの方はヤブの中だが、またしても開花してない模様・・・
鉢植えの何がダメなのか問いたい・・・・・と思ったら一輪だけだが咲いていた。
肥料分のせいとかそう言う問題?
「ヒガンバナ」
当地の普通のもの。
八重咲きのものは雄しべが変化したものだと言うのが分かる。

2013年9月23日月曜日

病気と餌やり

また数匹落ちた。やっぱり、餌のやり過ぎが問題らしいことを確信した。

稚魚のうちは特に満腹の度合いを自己判断できないと見える。
それとは別に、おそらく満腹でないのに死魚も出た。
となると、一時的にアンモニア等の濃度が上がった可能性もある。
腹部膨満で呼吸困難になった所に、酸欠が加わったと言うところだろうか。

まあ、餌をやり過ぎるなと言うのは基本なのだな。
でもなあ。わかっちゃいるけどやめられん。
あと二ヶ月以内には産卵可能サイズまで育てたいし。

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ところで、動画の魚の色についてトロール(相手をわざと怒らせるような書き込みをする輩をネット米俗語ではそう呼ぶと教わった)からケチがついたので、色揚げ用の餌(咲きひかり色揚げ)を使ってみる事にした。

親魚の正しい選定の妨げになるかも知れないので、あんまり特別な事はしたくないのだけども、将来の出品を前に検討はしていた。でもコスパがよろしくないし、年間を通して使いたかったので高タンパクめ(実際には両者ほとんど変わらず。と言うのもロットによって内容が異なる場合があるらしい為)で消化の良い餌を使っていた。

結論から言うと、だいたい1~2週間毎朝晩やるだけで、もう色合いが違う。一応色素を添加してあると言う水産飼料よりもやはり高めなだけはあって効果はあるといえる。

しかしながら、オレンジが「深紅」になるようなことはない(今の所は)。むしろ全体的に肌が橙~黄ばんでくるのである。
ある意味青水から上げた時の色合いに似ていなくもないが、正直もっと真っ赤になるのを期待していたのでちょいと残念。それに「純白」を出したい場合には適当でない可能性がある(丹頂とかの真白な場合は大丈夫そうな予感もある)。

この写真色調整せずに明度だけ上げた。
完全室内水槽飼育で、この黄色くなった肌はちょっと驚き。

キャリコ系魚では赤と白と黒(浅葱)の対比のせいか、赤が濃くなったと感じる(あるいは置き場所も日照がやや多めなせいもあるかも)。
桜透明鱗タイプも色が濃くはっきりしたとは思うので、青水飼育をしなくても色揚げ可能としていいだろう。次回から本格的に使おうと思う。

また「咲ひかり」らしく、太くて長い糞を出してくれる。でもチョコレート色のやけにしっかりした状態で、未消化分が多いんじゃないかと思わないでもない。ただ、人間の場合は排泄物の大半が腸内菌類の死骸だそうなので前向きに考えるなら「ひかり菌」の・・・?

まあ同じ原理かどうかは知らん。なお粒子径や嵩密度(沈下性→浮上性)が違うので餌の量としては以前のものの1.5~2倍くらいの量を与えている。

粒が水中で崩壊しないので、餌による直接の汚濁はない。が、気のせいか飼育水もなんとなく黄茶色がかってきた・・・

2013年9月22日日曜日

雪餅草の種

完熟する前に茎が萎れてきてしまったので、
切り取って水に挿しておいたが、やっぱり意味なし。
結局こんな状態なので諦めていたが・・・・・
なんとちゃんと種が入ってるのもあるよ。
意外にも全部で100粒近くはあったんじゃないだろうか。
ゴマ粒サイズなんだけど・・・
播種!播種!
小さめだけど、大丈夫だといいな。

2013年9月21日土曜日

松葉蘭 富嶽の虹

「富嶽の虹」
大型で飴色の斑の色合いも実に綺麗。
最近あんまり人気がない模様。増殖がいいからなのか・・・。
陽に炙ることで発色させるシダ類が多いみたいで、松葉蘭でも葉先とかが灼けてくるみたいだが、
これは普通にしているだけで全体的に色が乗る。曙斑に近いのかも。

「シドニーのオペラハウスに着生しているマツバラン類」 参照wikipedia
マツバランの原種自体が黄色になるようなので、これはいわゆる「本斑」とは違う。


春からほぼずっと腰水。根腐れをする場合もあるけど、鹿沼土や日向砂や富士砂との混合用土なんかで風通しが良ければ問題ないみたい。ちなみに、フユノハナワラビや寒葵、さらには一部のスミレ(すぐに水切れする品種が多い)やヒルガオもずっと腰水(高温期はお湯にならないように注意)でOK。

譲って頂いた時からすでに大株なので調子も落とさず夏も越せた。
1つ学習したのは、2~3本立ちの小株だと、新しい芽が上がって来る前に株の寿命が来てしまうのか更新出来ずに枯れてしまう。なので多少高くなっても、ある程度大きい方がいいみたいだよ。
その横からなんか変な太い軸が出ているのは気づいていたのだが、自重で倒れこんできた。
どう見ても「富嶽の虹」ではない。
「麒麟角」のような太軸。
割りと大柄だが、斑が出てないので、芽変わりではなさそう。
軸の先に胞子がついて来たし、枝先が伸びまくってるので、微妙に「麒麟角」でもなさそう。
軸の伸びは「福禄寿」的でもある。「麒麟獅子之斑」の白軸版という感じの「麒麟錦」と言う銘品もあり、そちらの方が「富嶽の虹x麒麟系」的な姿をしている。


ちなみにマツバランの実生(専門書籍もあるが特に書かれていない)についてググってみると「勝手に鉢に飛び込んできた」パターンがもっとも多いようだ。「イワヒバ」などは、実生できるが先祖返りしたようなものしか出来ないのでやる意味がないと言うようなことが書いてあったが、同じようなパターンかも知れぬ。

なお「腐生植物 - Wikipedia」の項には種子植物以外にも、胞子で繁殖するためにシダ植物としてまとめられている維管束植物の中に、生活史の一時期を腐生植物として送るものが知られている。例えば、マツバラン類、ハナワラビ類、ハナヤスリ類、ヒカゲノカズラ類などの配偶体は真正シダ類の配偶体のような前葉体ではなく、地中に埋もれて葉緑素を持たない芋状の形であることが多い。この内部には外部から菌類の菌糸が入り込んで栄養素を供給しており、一種の腐生植物として生活を送っているとある。

ひょっとするとラン菌のようなものが存在しないとダメなのかも知れない。

思った程根っこ(地下茎)が伸びてない。
水が多すぎたのだろうか。
軸の位置的には「富嶽の虹」本株の外側にあり、別の株だろうと思える。
だが根が絡み合ってしまっていて、芽変わりなのか、実生なのか確証が持てない・・・。
が、胞子はよく落ちていたので、おそらく実生株だと思う。
胞子親は「麒麟角」あたりだと思うけれど・・・どうなんでしょうね。
確証のないまま、ピンセットのナイフ部で強引に切断。
数本の軸から根(地下茎)が取れてしまった・・・
松葉蘭の地下茎は非常に脆くて、ちょっと力を加えただけで、ポキポキと折れてしまう。
「根伏せ」
富嶽の虹じゃないけど、ほかの木の地下茎。
先がちょっと見えるぐらいに浅く埋める。
ちなみに、この地下茎からでている毛が根だそうです。
水苔でその上を覆って出来上がり。
実はこれ上手く行ったことがないので、今度こそ。

2013年9月11日水曜日

André Ceccarelli

ずっと探してるんだけど、CD化されとらんのかね。動画が消えてしまっていたりするので、見つけた時にメモ代わりに。
CECCARELLI - RARE GROOVE- FUSION 1977


2013年9月8日日曜日

病気?

最近また稚魚が死ぬようになった。数の多少はあるが、すべての稚魚水槽で発生。やはり雑種が強く、宇野系が弱い傾向にある。1週間くらいの間に半分くらいになってしまうケースもある。

にもかかわらず、活性は良いし弱っている様子もない。

強制肥育がその主な理由の1つと言う自覚はあるが、どうしてこの時期(季節の変わり目)なのかと言う疑問が残る。

そこで再考。

1:「餌のやり過ぎによる水質悪化」
→と言っても、例年に比べかなり控えめに給餌を抑制しているので、飼育水が極端に濁ったりはしていない(むしろ澄んでいる)のに死魚が発生する水槽もある。ベア・タンクにしている水槽はどうしても濁ってくるので、水換えは時々行っている。


2:「アンモニアや硝酸の蓄積」
→濾過・還元がうまくいっていると仮定して、餌やりに加え水換えも控えめになっているので、何らかの有毒物質とかが蓄積されている可能性はある。ドブ臭くないので硫化水素等の発生ではないと思うのだが・・・ベアタンクを除き赤斑病の発生もまったくない。


3:「餌の食べ過ぎ」
→これが結構ありそう。外観に異常はなく、死後直後の魚のエラは深紅色で窒息死には見えない。胃の中で濾過細菌とかが異常発酵して膨満とかそういったこともあるのだろうか。給餌後やけに呼吸が荒くなるのは、酸欠なのか腹の膨れ過ぎなのか。食い過ぎで死ぬと言うのは生物としてどうかと思うのだけど。ただし決して多くない餌の量の水槽でも大量に死魚が出るのは変だ。


4:「水温の低下による体調変化」
→猛暑続きではあるが、降雨のあとは暑さが和らぐ夜もある。突然の温度変化で発病するパターンが良くあるのでこれもそうなのか? もう少し水温が下がれば呼吸器系の代謝の変化とかもあるのかも知れないけど、32度が26度くらいになってもそうなのかなぁ・・・分からん。

5:「狭い」
少しづつ選別しているとはいえ、サイズアップしてくる魚には窮屈感でストレスもあるのかも知れない。だが、稚魚の頃から密飼いしていると割と大丈夫だったりすることもあるのでどうなのか。
減っても死んでいる例もあるので関係はそれほどないかも。


高温期での金魚ヘルペス発生はないか、重篤化する前に自然治癒しているかもしれないらしいので除外。食後にこそ呼吸が荒くなるが、空腹時は元気一杯。常に底砂をついばんでいる。

となると、やはり餌なのかなあ・・・。約20尾の2cmサイズ稚魚に、小さじ一杯(休日は一杯半)程度が一日の総給餌量。むしろ足りないくらいの筈なのだが。

換水はしたので、餌をもう少し控えめにしてみようか。しかし、数が減ってしまったので等量与えると多すぎてしまう。文字通りさじ加減が難しい。