2013年9月8日日曜日

病気?

最近また稚魚が死ぬようになった。数の多少はあるが、すべての稚魚水槽で発生。やはり雑種が強く、宇野系が弱い傾向にある。1週間くらいの間に半分くらいになってしまうケースもある。

にもかかわらず、活性は良いし弱っている様子もない。

強制肥育がその主な理由の1つと言う自覚はあるが、どうしてこの時期(季節の変わり目)なのかと言う疑問が残る。

そこで再考。

1:「餌のやり過ぎによる水質悪化」
→と言っても、例年に比べかなり控えめに給餌を抑制しているので、飼育水が極端に濁ったりはしていない(むしろ澄んでいる)のに死魚が発生する水槽もある。ベア・タンクにしている水槽はどうしても濁ってくるので、水換えは時々行っている。


2:「アンモニアや硝酸の蓄積」
→濾過・還元がうまくいっていると仮定して、餌やりに加え水換えも控えめになっているので、何らかの有毒物質とかが蓄積されている可能性はある。ドブ臭くないので硫化水素等の発生ではないと思うのだが・・・ベアタンクを除き赤斑病の発生もまったくない。


3:「餌の食べ過ぎ」
→これが結構ありそう。外観に異常はなく、死後直後の魚のエラは深紅色で窒息死には見えない。胃の中で濾過細菌とかが異常発酵して膨満とかそういったこともあるのだろうか。給餌後やけに呼吸が荒くなるのは、酸欠なのか腹の膨れ過ぎなのか。食い過ぎで死ぬと言うのは生物としてどうかと思うのだけど。ただし決して多くない餌の量の水槽でも大量に死魚が出るのは変だ。


4:「水温の低下による体調変化」
→猛暑続きではあるが、降雨のあとは暑さが和らぐ夜もある。突然の温度変化で発病するパターンが良くあるのでこれもそうなのか? もう少し水温が下がれば呼吸器系の代謝の変化とかもあるのかも知れないけど、32度が26度くらいになってもそうなのかなぁ・・・分からん。

5:「狭い」
少しづつ選別しているとはいえ、サイズアップしてくる魚には窮屈感でストレスもあるのかも知れない。だが、稚魚の頃から密飼いしていると割と大丈夫だったりすることもあるのでどうなのか。
減っても死んでいる例もあるので関係はそれほどないかも。


高温期での金魚ヘルペス発生はないか、重篤化する前に自然治癒しているかもしれないらしいので除外。食後にこそ呼吸が荒くなるが、空腹時は元気一杯。常に底砂をついばんでいる。

となると、やはり餌なのかなあ・・・。約20尾の2cmサイズ稚魚に、小さじ一杯(休日は一杯半)程度が一日の総給餌量。むしろ足りないくらいの筈なのだが。

換水はしたので、餌をもう少し控えめにしてみようか。しかし、数が減ってしまったので等量与えると多すぎてしまう。文字通りさじ加減が難しい。

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