油カスの方がまず発酵が始まり泡がでた。魚粕は一日遅れで発酵し始めたのだが、大量のガスでエア抜きをしかけたら爆発してエライことになった。原料を入れすぎたらしい。真夜中ノラネコフィーバーにならぬ事を祈る。
特に変化なし |
並行して、油カスを使ってビフィズス菌と乳酸菌と納豆菌の培養も始めた。・・・と言うか「培養できるかどうか」の実験を始めた。
どうやらビフィズス菌と乳酸菌では発酵するようで、中蓋ありの分厚いポリボトルにも関わらず液体が漏れ始めた。ほのかに甘酸っぱい香りがしてそんなに悪くないのだが、圧力がかかってパンパンである。やむなく蓋を開けたら内容物が溶岩のように噴き上がってきて小惨事を引き起こした・・・・・。
室内でこう言う実験はしてはいけないと言う教訓になった。耐圧でないペットボトルでは爆発していた恐れがある。あふれ出てきたものはもう戻せず始末に困って光合成細菌の拡大培養ボトルや乳酸菌+酵母培養タンクに入れてしまった。
〠〠〠〠〠〠〠〠〠〠〠〠〠〠〠〠〠〠〠〠〠〠〠〠〠
そこでふと我に返ったのだが、よくよく考えてみると、ほとんど偶然で培養出来ているだけだったよな・・
一気に拡大路線に走ったが増殖が順調でない。
ずっと曇天が続くせいか気温が下がってきたせいか餌の発酵が進まないせいかなんなのか。
勘と運だけでやってみたから「再現性の無いものはお呪いと同じ」。
となると最初のペニシリン培養も魔法の領域だったのかもしれんね。
次々と思いつきを試してみたせいで、どれがどう効いたのかぜんぜん分からんし。別菌株第二弾として培養を始めたボトルも一ヶ月くらい経つがまったく変化なし。上手くいかないと言う人の気持ちが分かってきた。前回がツイてただけなのか。
でも一つ分かったことがある。ボトルの密封は必須ではない。
曝気でもしない限り増殖には充分な嫌気状態になるのかキャップを開けたまま放置していたボトルでも赤い着色が始まっていた。
ただし、光合成細菌でない何かのせいかも知れないが培養初期には発酵泡が出ることもあるので目一杯培養液を入れてしまうと、ガス抜きの拍子に内容物が溢れだす可能性がある。
それと面白いものを見つけた→「活性汚泥とは」(参照:公益財団法人 愛知水と緑の公社 )ざっくりと要約すると
*好気状態でリン酸を吸収し、嫌気状態でリン酸を放出する。
*好気状態でアンモニアを硝酸に変え、嫌気状態で脱膣する。
とするとだよ、PSBも(コレの一部だとすると)曝気と密封はそれぞれ意味がありそうだし、土壌を堀り返したりして酸素を供給するとダメな可能性があるのではないかね。それに微量の油を添加する人もいるようだけれどもこれではダメらしい。量によるのかな。あるいは嫌気状態にする為の蓋みたいなものなのかな。
0 件のコメント:
コメントを投稿