地金x土佐金×(青)朱文金である。
正確にいうと、地金x朱文金の♀に土佐金x朱文金の♂2タイプ。透明鱗土佐金型と透明鱗ヒブナ型をそれぞれ♂を変えて人工授精させた。
出目パールらんちゅうの方にくらべると作出難易度ははるかに低いのであるし、入手も比較的容易であるが、一応地金も土佐金もそれなりというものを種としている。
こちらは母魚が大きく産卵数も相当数の子ができそう。もともと淘汰率も低め(短ヒレと単尾と普通鱗をハネる。色についてはしばらく無理)なので、期待してもよいだろう。事故を起こさないように気をつけたい。
ドワーフ型も出てくる筈だが、あえてロングボディのみを残そうと思う。どちらかというと金魚は短く品種改良される傾向があるが、その真逆にしたいのである。
そしてこの国産品種の掛け合わせの目玉であるテールであるが、孔雀尾のハーフムーンにしたいと思っている。短尾♂の尾は逆反りのものを選んだ。尻上がりになりそうだが平付け尾にならないように配慮してある。大阪らんちうのあの遺伝子は結構強固でしぶとく出てくるのであれの反対である。
品種として固定されていない筈だが、「巻き尾」と言うべき特殊形質があり、これが固定されているのは見たことがない。尾が筒状になってしまう青文魚をみたことがある。飼育法にもよるのだろうが、土佐金の尾の返しのように前に折り返す形質が出てきてほしいものである。
「アルビノらんちゅう♀xパール竜眼花房♂のF1 の♂(らんちゅう型丹頂色)x♀(パールらんちゅう型)。 の子F2」 |
もう一つ、出目パールアルビノらんちゅうを狙った交配のパールランチュウ型xランチュウ型同士でたった十数匹しかいないが、いちおう孵化した。親が卵をこぼしてしまいほとんど取れず、全滅と思ったのでまあ種として残しておくのもありかも。パールの確率が半分。アルビノと出目の確率がそれぞれ4分の1。なので、1尾はできるかできないかと言うところか。目が光っているように見えるのがいるので、アルビノは出来ているかもしれないが少なすぎる。第2弾に期待だ。
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