2014年6月14日土曜日

2014年度最初の交配

金魚の品種改良の過程を綴ってみようと思ったのがこのブログの発端なのだが、最近はめっきり魚っ気がなかった。

昨年から今年にかけての大絶滅がその原因なのだが、給餌を控えていたせいか、温暖化による異常気象のせいか反応がなく、今年の交配は諦めかけていた。

が、梅雨に入り気温が上下したのが引き金になったのかようやく始動。
6月になって産卵したのは初めてだった気がする。キミたち遅いよ。
水温も25℃を越えているので、これ以降の産卵は厳しいかも知れぬ。

左横の新着動画のTOPにある筈だが、名前だと検索できないし、貼り付けも出来ないのでリンク↓。
https://www.youtube.com/watch?v=yxTdc-57dbk
まったく採卵予定がなかったので、メダカを飼育していた容器に取り敢えず入れてしまってこの有り様。

パールスケール系のいろいろ混ぜたもののF2♂(表現形として、珍珠燐・出目・花房)と、そのF1と本東の子供♀(桜透明鱗)の子供。

昨年全滅して泣きたくなるほど困ってしまった最重要ペアの再現である。受精率は良好だったが、ダマになってカビが広がってしまったので、本来の半分程度の数で少し凹んだ。

入江氏の系統のアルビノらんちゅうの生き残りが♀らしくて、このF2の♂が追っかけていたのだが、宇野系の血を入れたいので今回は諦めてもらった。

昨年使用した宇野系の♀は別水槽に隔離してあるが、恐ろしくて混泳させられない。同水槽の♀は抱卵しているような気がするが、積極的に追われていなかった。

次はなんとか頼むよ。マジで。

それと、やはり金魚の病気の原因は、餌のやり過ぎによる急激な水質悪化(と水温の急変)だな。これを回避出来れば大体なんとかなる。焦っちゃうのはダメだ・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿