2016年11月6日日曜日

彼岸花の種?

「彼岸花の種?」
ヒガンバナなんだと思うが結実していた。実をいうとこのあたりの株は何年か前にも結実していて、倍数体やら変異体に興味を持つきっかけともなったので個人的には重要なのである。

まあ、ヒガンバナ自体は移入種ということもあってそれほど興味はないんですけどね。でもクローン系統の筈なのにいろいろと変異体が発見されているのは面白い。結実しない分繁殖力に注力できるという戦略(なのか偶然か)でも稀に種ができて、それがたまたま斑入りとか八重咲になるのか、別のリコリス系と交雑したのか(ウチにはヒガンバナしかないが)なんなのか。花に興味のない人にとってはリコリスと言えば、キャンディーのような欧州の伝統菓子かもしれないが普通の人はキライだよね。「ルートビア」のような特殊な清涼飲料水好きにはお馴染みの風味。そちらは甘草の仲間だそう。



手でつまんでいるのが花茎で鉢の下のあたりから出ている葉っぱが種の親。隣に生えている斑入りの葉は九州産の「ノシラン」(参照:筑波実験植物園)か「ヤブラン」かどちらか。

結実しているのを見つけた時、本当に結実しているのかわからなかったので写真を撮るより先に鞘を剥いてしまったのが失敗。

0 件のコメント:

コメントを投稿