2012年8月16日木曜日

咲ひかり初期飼料

餌を変えた。

「咲ひかり」は生菌剤を配合したと言う鯉用の飼料で、金魚飼育にも用いられた為、数年前から金魚用のものも販売されるようになった。

以前、通販で小分け販売してもらって使っていたのだけども、飼育初心者であったせいか、どうも効果が分からず、むしろイヤな印象しかなかったので、「鮎餌」と「鱒餌」の細粒とかを袋で買って使っている。

アルミの密封パックに保存しているけど、さすがに10kg単位の水産飼料はちっとも使いきれず、数年前のものも数種混合して与えているのだけれど・・・・・大丈夫かなぁ。

今のところ、弊害はないと思うんだけども。「蘭鋳花傳」の92頁あたりを読むと、宇野仁松氏らも同じ悩みを持っていたようで、やっぱりいかんかなあ。




と思ったので、「咲ひかり」の稚魚用の粉末餌を使ってみる事にした。
粉末にしたのは、実は期間限定商品だったと言うのと、「微細粒」だと勘違いしていたから。

0.6mm以下って書いてあるけど、細粒じゃなくって「完全に粉」ですよ。


これも20kg・・・また悩みが続く・・・
せめて10kgくらいのがあればいいのに。

まあ、粉なら粉で「メダカ」にも使えるのである意味便利。

メダカもいろんな品種をゴチャ混ぜにして飼育しているので、本当は選別した方がいいとは思うんだけど、積極的に品種改良するほどの意欲もなく・・・水質の悪化にも温度の変化にも強いんで、外の舟で勝手に繁殖している。

とは言え、かなり獰猛で卵や稚魚を食べてしまうので爆殖はしないし、時々はちゃんと隔離してやらないと減ってくる気もする。でも、♂♀が良く分からなくて勝手に卵を産んでしまうので、出てくる子供もいろいろ。

まだ選別眼がない上、何せ小さいので、今のところは「カダヤシ」の代役みたいなもん。


ともあれ、やつらは好んで食べているみたい。ただ、ちゃんと飼育する気があるなら、稚魚にはブライン・シュリンプを与えた方が絶対良い。


「アルビノ幹之メダカ」
参入が容易で、各ブリーダー氏の「オレ品種」が多すぎてなんだか良く分からないのも、メダカに熱中できない理由の一つ。
個人的には新品種の作出は玉石混交あって然るべきだと思うのだけれども・・・。


あと、粉末であれば、大きな魚がバクバクと独り占めしてしまえないと言う利点もある。
ブラインシュリンプを与えている間は魚体に差がないのに、人工飼料に切り替えた途端に極端な差が出てきてしまうのを防げるのではないか?

と思ったんだけど、やはり食いしん坊は喰う。で、どんどん大きくなる。
それに、小さい魚は食が細いとか摂餌や消化・吸収に問題があるようで、大きくなりにくい模様。


んでもって、使用感。推奨される使用量よりも多めである可能性はあるが、粉末であり水に溶けてしまう為、前の細粒~小粒~中粒混合餌の量よりは少なくなっている筈なのを前提に。



*水が激しく汚れる。
*水が強烈に餌臭くなる。

*腹がつく。
*頭は出ない。

*やたらと長い糞をする。
*使用前に赤斑病になりかけた宇野系稚魚がいたのだけど、使用を始めて数日後餌を控えめにしたら自然治癒してしまったみたい。



一番はっきりと分かる違いは、とにかく「糞」が長くなったと言うか切れにくいようだ。ココア浴の代わりになるんじゃないか。健康的と言って良いのか、こんなに糞をしちゃってるけどちゃんと消化吸収しているのかね?とも思ったり。

食物性繊維でも入ってるんだろうか。ちなみに「かしこ」は「樫粉」の意味らしいですが「つなぎ」の慣用句でもあるらしく、「レシチン」ではないかとのこと。




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