2018年4月7日土曜日

モノドラカンアオイたち

「モノドラカンアオイ」
やはりカンアオイの葉模様の中では最高の種であると思う。
昔の自分のように海外の観葉植物に現を抜かす者にはこういう純国産種もあることを知らしめたい。西表島産だけど野晒で越冬するし。

2~3株入ってるが銘品の「美写門」ではない。と思う。というかどれがどれだか良く分かんなくなってしまった。札は入れてあるのでなんとなくは分かるが枯れたのもある。


「モノドラカンアオイ」
「緑雲」だったっけ・・・右側の個体が「美写門」であると思うが果たして・・
奥に細辛の葵錦が一枚写っている。昨年は作落ち。充分回復していない気がする。


「モノドラカンアオイ」
たぶん上のヤツが「白美天」だと思うが、作落ちしちゃっていてよく分からなくなった。


「モノドラカンアオイ」





Asarum monodoriflorum

テイショウソウ実生

「テイショウソウ実生」
一番最初の実生したキッコウハグマかもと思ってたもの。全体的に緑。最初の年は過保護に育てたが昨年はずっと同じ環境。


「テイショウソウ実生」
閉鎖花か受粉できたのか定かでないが二代目。☝の個体の子供ではない。まとめ植えするよりもこうやって一本ずつ育てた方が育ちは良いみたいだ。

同じ環境で育ててもこれくらいの個体差は普通に出てくることが分かる。墨みたいな部分はカンアオイで裏紅とか言われるような状態で裏側からみるとカラス葉になっている。モノドラカンアオイの美しさの一因でもあるので裏紅個体をうまく選抜してやると模様がくっきりしたものに磨き上げることが出来るかも。

Ainsliaea cordifolia

コアジサイの実生苗

「コアジサイの実生」
数年前に採種してプランターに蒔いておいたものの生き残り。今年は開花しそうである。

斑入りとか変わり物が出ることはなかったが花の多いものから種を採った(ある意味当然であるが)成果が出ているのかも。家の東側に置いてある以外特別なことはしていない。

蒔いた種の数にくらべればごくごくわずかな生き残り苗ではあるので、強健な個体揃いなのだろう。とは言え、タマアジサイとかヤマアジサイに比べて虚弱であるとかそういう感覚はない。

余談だが、よその地域からやって来たカンアオイは作落ちしたり枯れたりと栽培に難儀することがあるが、当地産のカンアオイはよく茂り、勝手に実生苗も育つ。オナガやタイリンはたまに実生苗が出来ているのを見かけるがなかなか本葉が大きくなるところまでは耐えられないので何か不具合が生じる段階があるのだろう。

またうちの庭で自然に世代交代をはじめたマルバテイショウソウも今年はいたる所で小苗を見かけ雑草化しそうなほど。元の個体は1体だけであるのですべて自家受粉の子供たちか閉鎖花のクローンかなのだが、やはり環境に適応するというのはこういうことなのだろうと思う次第である。





Hydrangea hirta

ヤマアジサイの斑入り葉たち

「土佐の暁錦(仮)」
実はこれ、昨年切り捨てた方の枝を挿し木しておいたもの。こっちの方がちゃんと斑入りになってるじゃあないですか。肝心の錦化しつつあった本体は元に戻っちゃった(主幹が折れたのが原因で脇芽が残ったせいか)ので札を差し替える羽目となった。


「西国錦」

「白鷺」

「金玲」
安価な普及種であるが芸はしっかりしている。


「紀州産 山採り」
全体的に小葉である。


「釜無山」

「細雪」

「(仮)九重山」
九州産無銘として入手したが「九重山」だと思う。


「高研錦」
小苗過ぎて本芸ではないと思うが、芽変わり品の場合などでは斑入り葉が出て来ない場合もあるのでマシかと。


「阿波錦」


「いの錦」
なんとなく毛深く大柄でエゾっぽい雰囲気がある気がする。


「銀糊中斑」
芸が甘い葉が混じるようになった。不安定なのかも。


「七変化錦」
「藍姫錦」と同じなのかそうでないのか。黄掃込斑の場合どれもこれも似たような感じになるようでなかなか見分けがつかない。


「七段花錦1」
と札を入れてあるが違う可能性あり。


「七段花錦2」
と札を入れてあるがこちらも違う可能性あり。




Hydrangea serrata

ヤマアジサイの黄葉たち

「黄金駿河の変わり」
緑がよく出るようになった枝もある。これがいいならこれを残す剪定する必要があるかも。


「黄金駿河の変わり (元)矢筈型葉」
周辺にわずかな掃き込みの緑が稀につく。葉先がほんのり変形しているような気がするものもあるが、最初の年の枝変わりとは似ても似つかぬ先祖返り。



「土佐茜」
これも結構緑が出てくる枝が出てくるようになった。


「雨山黄金」
基本的に黄金葉のみである。





自家産交配種カンアオイの開花

「葵錦xオナガカンアオイ (?)」
開花した。ホシザキっぽい花形である。

「細辛の葵錦xオナガカンアオイ (?)」
葉は厚めでやや凸凹している。素心ではないが葉の軸は青い。亀甲模様もない。

とりあえずこのオナガの普通種を集めて植えこんであるポットからは出さないとならない。


ふと思い出したんだが、細辛は細辛でもアマギの素心花の方(緑仙?)だったかも知れぬ。


2018年4月2日月曜日

カンアオイSPの実生 2018春

「カンアオイSPの実生」
「カギガタカンアオイ」か「カントウカンアオイ」の実生。
本葉が出てきたらば、照葉と艶消し葉が混ざっている。同じ親だったと思うのだけど違ったのだろうか。

すごく適当な判断なのだが、「カントウ」がツヤ消し、「カギガタ」がツヤ有りだという気がしていた。

おそらくカンアオイにとって照り葉であるのかそうでないのかは最重要課題ではないのだろが、例えば「オトメ」はみんな艶消し、「ランヨウ」はみんな照り葉、「アマギ」はみんな青軸厚葉という場合もあるので、どうしても感覚的に葉質の差異で分類したくなってしまう。

正直、これだけ地域限定的な固有種の多いカンアオイで、広範囲に分布するとされる「カントウ」や海峡をまたぐ「タイリン」が本当に同じ種であるのか疑念を抱かずにはいられない。

それはともかく、ヒナカンアオイの実生苗たちはいつの間にか枯れてしまっていた。原因はよく分からない。この不明カンアオイの子供たちはたぶん大丈夫だと思うが、自然実生の双葉は確認するもののなかなか本葉まで確認できないオナガカンアオイもあるので、なにか成長過程で生き残れない理由があるのだろう。

こうやってちゃんと出来ている場合もあるので必ずしもすべて己の責任に帰すとは言えないと言いたい。管理が悪いだけじゃないんだよ。たぶん。

「不明カンアオイ」
記憶が曖昧で親が不明なのだが、細辛の葵錦とオナガの人工交配種だと思われる自作のカンアオイ。青軸で葉質が革っぽい所に細辛の雰囲気があるし、蕾の形が「マエダカンアオイ」っぽくて怪しい。たぶんむしろ「イワキリカンアオイ」に近いのだろうが実物の蕾を見てないのでなんとも言えない。

処分してしまうのも可哀想だし、「(フクオカ)タイリン」や「フジノ」なら開花中なので、巨大花を目指して突き進むのか。それとも面倒になってやめちゃうのか。気分と状況次第。