「カンアオイSPの実生」 |
本葉が出てきたらば、照葉と艶消し葉が混ざっている。同じ親だったと思うのだけど違ったのだろうか。
すごく適当な判断なのだが、「カントウ」がツヤ消し、「カギガタ」がツヤ有りだという気がしていた。
おそらくカンアオイにとって照り葉であるのかそうでないのかは最重要課題ではないのだろが、例えば「オトメ」はみんな艶消し、「ランヨウ」はみんな照り葉、「アマギ」はみんな青軸厚葉という場合もあるので、どうしても感覚的に葉質の差異で分類したくなってしまう。
正直、これだけ地域限定的な固有種の多いカンアオイで、広範囲に分布するとされる「カントウ」や海峡をまたぐ「タイリン」が本当に同じ種であるのか疑念を抱かずにはいられない。
それはともかく、ヒナカンアオイの実生苗たちはいつの間にか枯れてしまっていた。原因はよく分からない。この不明カンアオイの子供たちはたぶん大丈夫だと思うが、自然実生の双葉は確認するもののなかなか本葉まで確認できないオナガカンアオイもあるので、なにか成長過程で生き残れない理由があるのだろう。
こうやってちゃんと出来ている場合もあるので必ずしもすべて己の責任に帰すとは言えないと言いたい。管理が悪いだけじゃないんだよ。たぶん。
「不明カンアオイ」 |
処分してしまうのも可哀想だし、「(フクオカ)タイリン」や「フジノ」なら開花中なので、巨大花を目指して突き進むのか。それとも面倒になってやめちゃうのか。気分と状況次第。
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