2016年1月24日日曜日

水色のキノコ

なんのキノコか分からんけど山で見かけたもの。
ソーダ味の氷菓みたいで見とれてしまった。
観賞価値もあると思うが、朽木かチップで栽培できないもんかね。










これは古典園芸植物なのか美術品的な置物なのか悩むが、こういうものが既に幕末の嘉永3年(1850年)にあると言うのは江戸期の文化がいかに爛熟していたものかを窺い知れると言うもの。まさにガラパゴス化!
(参照:「福草考国立国会図書館デジタルコレクション
国立国会図書館デジタルコレクション

あと色々なキノコ。
まだ興味がないので調べてない。訳あってきのこ類の民間研究者が知人の知人にいたせいで粘菌とか興味があって菌類の図鑑は購入済。片付けてしまって手元にないのでそのうち気が向いたら調べよう。




ラケナリアの蕾

奄美では115年ぶりに降雪があったそうな。そして沖縄でも。にも関わらず冷たい強風が吹きすさぶ静岡では(さすがに腰水にしていた実生鉢は凍りついていたが)晴天であった。全国の気象データをまとめたものを何年か前にあたっていた時宮崎県より温暖だと言うのは信じられなかったが、九州も雪で交通マヒ状態にあるとなると真実なのか。黒潮に感謝。湿度を好むカンアオイには辛いかも知れんが新芽の時期である。

そしてラケナリアの満開期の到来である。

実生したヤツなんだが、もう5年以上経ってると思う札落ち。
オレンジ系のやつなのでググれば分かるし、ラケナリアハンドブック(英文)もあるが面倒なので後ほど差し替え。
現在の色合いが一番美しい。
実生苗なので2~3株ある筈。
アロイデスの4色だと思う。あるいは3色。
とにかく濃紅の入るタイプ。

多くが混植となっていて開花しないと品種が確定しないが真冬の大量植え替えは事実上不可能なので結局やろうやろうと思いつつも毎年諦めている。いつかは温室が欲しい・・・
アロイデスの3色だったかな。全部クローン。
採取データ付きの実生?の球根を譲っていただいたのが大球根だったおかげで増えるわ増えるわ。キレイで丈夫かつ増殖も抜群。たぶん雑草化できるレベル。微小球根も合わせれば数百はある筈・・・ちなみに元は4球。サボテンと同じ扱いでほぼ完全放置。生育期の冬季におそらく気候があってないせいで乾燥し過ぎる。今季は暖かいので注意して灌水するが、例年冬の水やりは辛いので忘れがちであった。

なお、国内のラケナリアファームから購入したヴァンジリアエの球根は消えた。弱い・・・。もともとの性質も強くないとは思うが・・・もう少しなんとかならんものか。同じく翡翠色のヴィリディフローラも一進一退ぐらいで微妙だがやや強め。花期は12月くらいでプシッラと共にもう終わっている。

プシッラは毎年一生懸命種をつけるせいかかなり作落ち。だいぶ小さくなってしまったが実生小苗がうじゃうじゃしている。
「ラケナリア・ジレッティ」
毎回失敗するのでこれでもか!と大量購入したのが功を奏したようでようやくうじゃうじゃ出てきた。
中央のやや大きめのが昨年以前の葉だと思う。
また失敗したかと思って凹んでたけど一安心。よかった。

おまけ
「オナガカンアオイ 青軸桃花 無銘品」
大寒の最中美しい花をつけてくれた。
やっぱりオナガは素晴らしい。日本(宮崎県)が誇る名花である。
開花前に花を持ち上げてやればよかったかも。まだ慣れていないので失敗・・・

2016年1月16日土曜日

謎の黒液

「ラン菌?」
いきなりなのだが、これが何なのか分からん。黒く見えるが紫墨色である。
いろいろ検討してみたのだが、「アルテルナリア」の一種だろうと推測。

自家産の天然酵母と市販の麹菌から培養した菌液の混液にIB化成肥料を添加したところ、錠剤表面に付着していたクロカビ、スミカビとおそらく無菌培地に接種されていたラン菌(?)か何かが猛烈な勢いで増殖してしまったのか?化成肥料に反応しているようなので、窒素・リン酸・カリの一部(あるいは全部)を可溶化したPSBの親戚である可能性もあるが、糖によって増殖が促された模様。

(果実を糖液で発酵させたものでいわゆる果実酒に近いもの。ただしエチルアルコールになっている保証がない)


この不気味な色から、「すす病」(参照:住友化学園芸)菌の類ではなかろうか?とも疑ってもみた。アブラムシが媒介ってところからしても糖が引き金になったんじゃないだろうかと思ってみたり。迷惑な生物兵器だと思うなかれ、こんなもん(仮)を喰らう美しい生物もいるのである。

「コダママイマイ/Polymita picta 参照:Featured Creature

冗談抜きでコダママイマイ」(参照:かぎけんの餌に使えるんじゃないのか(というか本気で飼育したいので誰か分譲してください。すす病の葉も手に入るし。でも一般で飼育していいのかな?おそらくCB個体は餌の影響でワイルド個体程多彩な柄を持つようにはならないと思うが・・・。アンディランド以降まだイズーは訪問していないのだが見たい
面白いのが、水槽のエアレーションの飛沫で出来た濾過細菌のコロニーを小さなカタツムリが食べていてしかももう一ヶ月以上生きながらえているのである。モノによっては野菜だけでなくてクワガタみたいに菌糸瓶とかイーストとかでも養殖できるんじゃないかね。


コハクガイ(?)」(参照:貝類図鑑
ランの害虫だって・・・こいつらもベニシュスランを殺ったのか!?九州の業者から山野草を購入した時に付いてきたのはほぼ間違いないが外来種とは・・・最初は駆除してたのだが思わぬ所で見つかるのでたぶん庭で繁殖してる・・・

関係ないけど面白いもの見つけた。↓

カタツムリトビケラの巣」(参照:いもむしうんちは雨の音さん)
動画がすごい。カタツムリのヤドカリにしか見えない。フィボナッチ数列とかカルマン渦とか思い出すなあ。


もとはというと、先日の瓶出ししたシュスラン類の切り札として用意していた微生物液(腐生ランに倣い)だが、どうやらアレルゲンっぽい(目と鼻が反応するし体調が悪くなる気がする・・・)上に、草体(マツバラン)の末梢枯れを促進している気がする。

昨年山中で見かけたシダ類に黒い葉焼けの痕があったのだが、どうやらあれもこんな感じの菌の仕業ではなかろうかと気づいた。新芽(硬化するのに何週間もかかる)をナメクジに食われてしまうので屋内に保護していた斑入りのイワガネソウの葉面散布したところ同じような症状を示した(屋内とは言え寒さや乾燥が原因かも知れないが)。ただし、新芽・新葉には影響がないかあるいは少ないように見える。


もともとラン菌類は日和見的なところがあって、人体に付着している常在菌と同様健康なら問題なくランが利用させてもらっていたりするが、個体が弱ったりすると逆に襲われるらしい。となれば、草を状態良く管理できていればあまり問題なく、むしろ垢擦り的な効果が期待できるのではないかとも期待。白絹病のような深刻な病原菌を抑制する意味で、菌環境の調整を狙う。


またマツバランの実生の際、プロトコーム的なものを形成するにあたってランと同じように共生菌が必要なのではなかろうかと憶測、そもそもマツバラン自体が着生ラン的な性質をもっているのではなかろうかと仮定していたのだが。

天然酵母液はいわゆるウチの庭の常在菌であるので屋外散布した所で特に競合が起こる訳でもないだろうし、少なくとも病害を与えるものではなかろう。またマツバランの生態上葉面散布での(海藻的な)吸収が期待できるのではなかろうかと思っていた。ヨウ素も効くかも知れんと思いついてワカメ(昆布は使いにくい)も入れてあるがどうだろうか。大半の品種では目に見えて状態が良くなった気はしないが、「麒麟角」系には何かが効いている気がする。末梢が黄色に色づいたり、肥大したりするのである。屋内管理で暖かいせいかも知れないがこれは不思議。2段階成長で先端の方が太くなってくる枝がある。

マツバランの「白鳳」は葉枯が進んだ気がするので耐性が低い品種や植物によっては禁忌かも。日照時間が長くなってきたのに反応したのかもしれないが、多くのマツバランで地際の新芽が急激に伸長し始めた。竺の黒化(菌液の影響は間違いないと思われるが新規購入品にも染みが少しあったので老化や時期的なものを加速しただけかも)と平行して起きているので、リン酸等の吸収が促進されたのではないかとも淡く期待している。


また春蘭や寒蘭にも散布してみたがおまじないのようなもの。害がないことを祈るのみ。
なお、シュスラン類には今のところ害がなさそう。白絹病に汚染されたカンアオイに何度も散布してみたが、すでに組織深くまで感染しているのか一時的に菌糸が見えなくなるものの数日後には根茎表面に白いものが再付着。汚染程度の軽かったものには抑制効果があるかも知れないが一度完全に罹患したものを治癒するよう効果まではない模様。

テイショウソウの実生苗にも予防接種*的に散布してみた。双葉の片方が腐った株がひとついたが他は枯れてはいない。基本的に腐りが入ったような個体には衰弱を加速させるだけのようなので、元気な個体以外は葉面散布はダメっぽい。まあ、全部を救うことが出来ないのは心苦しいが丈夫な個体を選抜するのが目的であるので止むを得まい。

問題はほかの植物や自分自身への病原菌となる気が濃厚にするので廃棄した方がいいかも・・・・・・

*ライチョウ保護の為に平地で孵化させたヒナたちが死んでしまったと言う。空気清浄値を高く設定できないのなら予防ワクチン的な作業が必要かと思ってやってみた。こう言うのは一か八かでやるもんでないのはわかっちゃいるが、一株たりとも無駄にできないと思うと比較対象も考慮せず(本当はしたけど。やっぱりやらない後悔よりやった後悔とか思う・・・)にやってしまうのがダメなんだろうなとか反省はしていない(さすがに半分の鉢はやめた)。

同名異種

なんたらショウマと言う名前の山野草がたくさんあって、それぞれ別属の別種であったりするのだが「レンゲショウマ」と「トガクシショウマ」と「キレンゲショウマ」はそれぞれ全然別の一属一種の固有種と言うので気になっていた。中でもキレンゲショウマは学名自体が"Kirengeshouma palmata"と言う如何にも日本特産種であろうと思っていたのだが、実は中国と韓国にもあるらしく韓国には"Kirengeshouma koreana"と言うやや小型の草体と花を持つタイプもあるようだ。

キレンゲショウマ(ユキノシタ科)の遺伝的多型と遺伝的分化に関する解析」に詳しいが、「ライチョウ」や「フナ」などと同じく氷河期に大陸から渡ってきたものが取り残されたと言うような状況らしい。「氷河期に~」と言うのは、そうではないと言う意見と論証もどこかで読んだのだが、こう言うのはいつかは解明されるかも知れないが分からんものはキリがないので個人的にはどちらでも結構としておく。

基本的には遺伝型が多様である場所が原産地であるらしく、「タマアジサイ」(日本と台湾に特産)などは富士周辺から派生したようだと書かれているサイト(参照:富士山麓の自然さん)もある。南アフリカのユリ科の植物がカンブリア紀の大爆発さながらの多様性を持つようなものか。

原産地証明」ではないが、日本でいくら金魚の品種改良に努めたところで結局中国のフナなんだよな…と言うコンプレックスがあって、もし国際的に金魚の名前を統一するとなったらやっぱりKingyoにはならんだろうとも思う。もっとも借り物だからと言って漢字を放棄するとかそういう極論をするつもりはないが。

ヨーロッパ人はもともと世界から収集してきた植物やら動物、魚類に至るまで混ぜあわせて育種をする事をしてきていて、おそらくそれは文化的な問題以前にサンプルの充分な個体数が揃わなかった事に起因すると自分では思う。そして一度混ぜてしまったらもう二度と純系になることはない。とは言えそれがまた新種の起源となると言うこともあるのかも知れない。

海外から苦労して取り寄せたレアプランツのコレクションを温室に並べていてそれが開花していたらついつい隣の花と受粉させてみたくなると言うのは分からんでもない。ひょっとすると最初は勝手に起きてしまったのかも知れないし、種や属を分類するための確認あるいは単純に園芸的な野望だったのかも知れないが、一箇所に収集された時点で起きて当然とも言える。


山野草で特に嫌われるのが人工的な育種で、雑種(自然混雑種なら珍品扱いだが…)となるとほとんど価値がない。と言うのは言い過ぎかも知れないが大体その傾向があると思う。金魚の古典品種なんかも系統にうるさかったりするし。例えば宇野系と協会系の良いトコ取りをしようとして交ぜたりしてもダメ。ひょっとすると協会系なら許されるのかも知れないが、宇野系ならたぶん絶対無理だと思う。


本当に原産地に重きをおいて純系を突き詰めるのであれば、近所の山や川へ行って固有種を見つけてひたすら交配や実生を続けると言うような作業が必要になるのでは。その結果が栽培容易な清楚な元山野草なのか、見違えるばかりに美しくなった色彩変異やアルビノ魚なのか、それとも誰も見向きもしない地味だが超レアではある何か(「タンポポ」でそうなりそうな気がする)なのかは分からないが、それが今ほとんど手付かずの自然など残っていないだろう状態で出来るのかと言われると可能性がありそうなのが地域変異の多い「カンアオイ類」と「アジサイ類」と「フナ類」あたりぐらいだろうか。


ところで、おなじく日本特産の「シラネアオイ」を実生して数年経ったのだが、どうも全滅したっぽい。毎年双葉みたいな恐ろしく成長ののろい状態(ジベレリン処理もしたが効果がないようであった)で結局耐え切れなかったようだ。なお、「カシポオキナグサ」の実生も昨夏消えた。彼等のようなやや寒冷地モノにはやはり暑すぎたのだろうか・・・。水をやらなければ乾いてしまうし、水をやれば蒸れてしまう・・・。気候変動のせいかどんどん暑くなるし今年の冬は不気味に暖かい。ホント、どうしていいのか分からなくなる時が時々ある。

なにはともあれ三種のショウマ。
「レンゲショウマ」「キレンゲショウマ」「トガクシショウマ」
種親の原産地はそれぞれ不明。すでに園芸化されているものかも。
種子(それぞれぜんぜん違う形態)の写真を撮り忘れた・・・ので蒔いた鉢の写真・・・

実は数年前にもレンゲの交配種とトガクシを実生したことがあったが出て来ませんでしたよ。
それとカシポオキナグサに再挑戦したく湯沢園芸さんに種を注文しようと思ってたのですが、今回は採取できなかったとのこと。供給していただいているので挑戦できる身としては心配でならない。

なお、何年か前に何度目かの再購入したラケナリア種だが、ようやく出てきたものがいくつか。一年で発芽しなくても捨てちゃダメだ。それとやはり枯れたのもいる。これは単純に管理不行届だとも思う。ただ品種ごとに強弱はやはりある(自生地環境がそもそも違う)ので、環境管理できる温室が欲しい。しかし全てを庭植え、完全自然サイクルで維持すると言う野望も捨てがたい。自分がいなくなった後、だれも管理しなくて消えていくと思うのは寂しいから。



2016年1月4日月曜日

シュスランのフラスコ出し。


「ベニシュスランの実生」
九州産の「ベニシュスラン」に種がついていたものをフラスコ蒔きしていただいた(山野草界には信じられないくらい親切な方もいらっしゃるのである)ものが3年目くらい。もう少し大きくさせてから一本ずつ植えこむのが正解なのだろうがあまりの数の多さに培地がほぼなくなってしまいそうなので限界と判断した。3瓶あり素心系のものはお化けになったのと成長因子が足りないのか「プロトコーム」より成長する気配がないので出してしまったが地上部が何にもないので写真は上げない。購入した培養増殖品の「斑入りのベニシュスラン」を先に培養瓶から出してみて(培地が茶色に汚れてきて葉が枯れ込んできたのでこちらももう限界を越えたと判断)数週間。大丈夫そうなのを確認して(小さい株はいくつか枯れたが大半は生き残った)からこちらも開封することを決意したのだが、さすがに小苗過ぎて何本残せるか分からん・・・
白いものが混じっているが本斑と言うよりは曙斑的なものだと思う。
「ベニシュスランの実生の2」
これだけ揃って成長している中に一株だけ大きいのが混じっているので@
倍数体だと面白いが。光量が足りないせいか徒長してヒョロヒョロになってしまうのである。ベニシュスランのカイワレなんて普通目にすることもあるまい。世界のセレブに1瓶数万円で「カイワレ蘭」いかがですか?って言いたくなってしまうくらいの数である。ナメクジとダンゴムシの好物だからと言って人が食えるかどうかは知りませんが瑞々しくて美味そう。これから毎日霧吹きで湿度を保ちなおかつ用土に不要な菌がわかないように抑制せねばならぬ。その為の実験も昨年から行っていたのでこれからが勝負である。果たして上手くゆくかどうか。
「八丈シュスランの実生」
これは送った種が確か充分に熟していなくてあらかじめ播種したものを譲っていただいたものだった気がするが記憶が定かでない。完全にお化けなのが混じっている。マッシロシロスケである。にも関わらずここまで成長していると言うことは、栄養源さえあれば栽培可能であると言えまいか?無論フラスコから出した時点でアウトだと思うのが普通であるし、だからこそ今までそっとしてきたのだが…。「腐生ラン」を栽培しようなんて大それたことをしでかそうと思っている訳じゃないけれど、まったく何の考えもなしに開けたんでもない。まあ失敗するかも知れないが、それも含めての栽培記録である。

2016年1月2日土曜日

オオバカンアオイの花

「オオバカンアオイの斑入り」
なるものを入手したのだが、基本的にカンアオイの類は品種があまりあてにならないと思っているので半信半疑であった。同定するには花を解体して構造を確認しなければならないし、場所によっては交雑・中間型なんかもあるかも知れないし。プロでも間違ってたり分かってない場合があったし。
でも、どうやらこれは札通りであった。信じてなくて申し訳なかったです。
「オオバカンアオイ斑入り株の花」
12月末には開花を確認しているが写真を撮り忘れていた。早くも白絹病らしきものが発生し始めたのを確認して大慌てでいくつか植え替え&バリダシン散布をやってたときに思い出した。カンアオイの花(萼片)はだいたい硬く頑丈に出来ているので開花期は何ヶ月にも渡る場合がある(受粉可能な時期はよく分からん)。
「オオバカンアオイ(通常葉)の花」

だいたい3cm強程度で「ランヨウ」や「コシノ」と同じぐらい。カンアオイの中では中間サイズくらいか。名前に似合わず「タイリン」よりも小さい。と言うか全体的にやや葉厚のある「コシノカンアオイ」といった塩梅。草体だけでは「フジノ」や他の変種とは区別がつかないかも。また、自分では所持していないが屋久島固有種の「ムラクモカンアオイ」や「トカラカンアオイ」の花に瓜二つである。

何故か南方系のカンアオイ(「フジノ」や「モノドラ」)の方が当地と相性が良いらしくて春以降も葉を維持する。ただ「タニムラ」はダメなので葉質に依るのかも。なお当地産のカンアオイも夏眠する・・・なんでだよ。
「変わり花?」
ちょっと変化した花が咲いているが、偶然であろう(疑念)。実は
変わり花(葉化)とのことであったが、案の定芸が継続しない・・・だったら買うなと言われると困るが・・実生や交配もそうだが予想外の反応に期待してしまう。
鮒と山野草をやると人間不信になる(悪意がない場合もあるし、誠意がない場合もある。こちらが恐縮するくらい善意に溢れている方も無論多いので止められないけどね!)。
一番右奥が斑入りの花
まあ同じと見て良いでしょう。ご苦労さまでした。
「オオバカンアオイ」についてはこちら野の花賛歌さん)を参照のコト。

どうしても名前の区切る場所が気になってしまって嘉門さんの事を思い出すのだが、目くじらたてるほど不謹慎なことなのかでもやっぱダメなのかなんとなくもやもやする。