2012年6月23日土曜日

ハマヒルガオ


台風が行ってしまったので、三保の海岸を偵察しに行ってみた。

何かおもしろそうなものでも打ち上げられているかと思って、しばらく波打ち際を一人で歩き回ってみた・・・・

さみしい・・・・・・・ 誰か一緒にいたらいいのに。

釣り人たちから冷たい目線を浴びているような気がする・・・・・

期待していた美しい貝殻とかもなく、どこの竹林から流されてきたのか太い孟宗竹が数本あるばかり。

鉱石類には詳しくないので、ひょっとすると地味な発見もあったのかも知れないがあんまり感動もなく白や緑のきれいめな石を拾った。

あとは植物観察。

ハマヒルガオ
Calystegia soldanella
あくまで「昼顔」であって、「朝顔」Ipomoea じゃないんだねぇ。
直径3cm程。
花弁の縁がギザギザ?
ほぼ同じような花型花色なのだけど、若干の個体差もあるみたい。
白花とか斑入りはなかった。

背が低いので、他の植物との競争には負けてしまうらしく、
砂地の最前線にハマヒルガオが半ば砂に埋もれており、その次に「ハマダイコン」や「ハマナス」とすみ分けていた。




葉に照りがあって、ちんまりしていていて可愛らしい。
江戸の庭師たちはなんでこれを園芸品種に改良しなかったのだろうか?


つぼみ

実。ユウガオみたい。1cmくらいあって、花に比べて大きい。
これくらいだと、まだ種子は白緑で未熟。
砂に覆われちゃってる。
乾燥するといわゆる朝顔の種みたいになる。
中の種子は朝顔サイズ。
「ハマダイコン」
白花
「大根の原種」とのことだが、種子のサヤが発泡スチロールみたいになっていて、どう見ても水に浮かぶ仕様。

「ハマダイコン」
桃花。
こっちの色の方が多かった。原種じゃなくて近縁種なんじゃないの?

「ハマナス」


なかなか可憐。

もう少し膨らむと「ナス」みたいになるのかな。


何の花かわかりません。
ハマベマツヨイグサ Oenothera humifusa 」



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