2013年12月1日日曜日

銀葉椿 開花

「銀葉椿」
12月~開花か。
椿類の区別についてはこちらが詳しい。(参考:草木図譜
椿の自家不和合性についてはこちらが詳しい。(参考:Kobe 近況 & 清風
「銀葉椿」

「弁天」「梵天」「金魚」「筒」「細葉」など葉芸がある中で、
観葉植物としての椿の中では一番良い変異だと思う。
「糊斑」なので葉焼けもしない。

左に見えている丸葉は「七变化」(こちらも江戸時代からある変異。
現代のものと同個体かどうかは知らない)型の変わり葉椿のもの。

鋸歯付き(古典園芸用語で「がかり」と言うそうな)銀葉。
紺散も出る葉がある。
甑島産の斑入り椿。
「越の吹雪」と同タイプの散斑と覆輪入りだが、花は未確認とのこと。
基本的に覆輪等の遺伝しない斑入り植物は避けるようにしているのだ
が、散斑なのが気になったので。
「越の吹雪」
確かに似てはいる。葉が小さめなところも。
葉色の違いは作の違いのせい(同個体ならば)かも。
「錦の峰」
かなり芸の良い方の個体だと思う。

「錦の峰」(小)
同品種とは思えないくらい地味な柄。
なんで2鉢もあるかって?ボケてたんだよ!
すでに所有の有無が把握できてない・・・いかん。
「ボタ斑」
ウィルス性の斑。ぼやっとしていて気持よくない。
同。裏側から見たところ。
本斑との違いはウラから見るとなんたらってどこかで読んだ気がしたので撮影してみた。
本斑も同様に透けてたので意味はない。

2013年11月30日土曜日

魚病への対処


死亡魚によく見られた症状がこれ。(外見に異常のない死亡魚もいる)
数時間~数日中に水槽全体に広がる。

犯人探しをするのもあれだが、冬場に見かける「ニキビ」でも量は違えどこんな感じのがある。
複数の導入魚や近郊の金魚屋からの魚でも見ないことはないと思うので、常在菌のたぐい*(寄生虫の可能性も。気のせいだと良いのだが、メダカへも飛沫感染する気がする。)と言えなくもないのかも知れない。少なくとも南も北も危険なので、何処から導入するのは安全とか考えない方がいい。

今回20℃未満から、30℃まで2日かけて昇温し、魚たちの様子がそれほど危険そうでないと判断して残りを一気に34℃まであげたところ(30℃で一日くらい置くべきだったのかも知れない。しかしそうやってダメであった場合もあるので「正解」がよく分からない。魚の様子をよく観察して覚悟を決めるしかない)翌朝から翌晩までには全滅。

:予兆としては餌食いが悪くなる。
:先住魚がいる。(キャリアになっていた可能性が濃厚。しかも1尾生き残る。)


死亡寸前魚が出始めた後からでは昇温処理も含めて有効な対処法を確立できなかった。
また昇温によって一気に死亡率が高まる気がする。かと言って低温で放置していてもぽつぽつと死んでゆくと思われる。


同魚病かは不明だが、親魚水槽では調子の悪い魚を発見してすぐに昇温を開始した場合のみは昇温処置だけでその一尾が回復した時点で収束した。

金魚ヘルペスであるないを問わず、また抗生物質の効果が不明であったり使いたくない場合、高温期の発病が少ない(なくはない)ことを考えると、昇温処置が一番妥当な対処法であると思う。

ただ、発病のごく初期に予兆にすぐに気づかなければ手遅れになってしまう。
毎日エサをやっている場合なら、摂餌の時に動きの悪い個体を発見した時点で、餌切りと加温を開始するつもりでいるくらいでないと無理かも知れない。



2013年11月18日月曜日

変わり葉 日本タンポポ

「羅紗葉」
立葉になっているので写真でもこのゴワゴワ感が伝わるかと思う。
夏季の葉がもうちょっと柔らかかったような気がする。

2度目の根伏せ株も真夏の猛暑でとろけた…
絶滅が怖いので、下部の根を使って再度根伏せ。
今度は結構根が太いがまだ未発芽。

タンポポは基本的には栽培が楽ちんなのだが、根の状態が悪いと維持するのが難しい。
山採りされた株はどうしても根が傷んでいるので、夏越しには工夫が必要だと思う。

今夏は暑さと乾燥(蒸れると茹で上がったり、軟腐病が発生したりするし、だいたい養蚊場みたいな真夏に毎朝毎晩水やりなんかできないよ!)で貴重なヤツをたくさん殺ってしまったので(大分散財した・・・・・)、今後は実生を基本にしたいと思います。

日本平産のカラス葉
実生微小苗も赤くなっているものが多いので遺伝性がありそう。
比較用に普通のもの。
カラス葉とほぼ同環境。

普通と言っても、一応変わった葉に見えたので採取したもの。
鋸歯」が少なくのっぺりとした感じを受けたのだけども?


左横に転がっているのはハマユウの種(球根?ムカゴ?)
予備を作っておこうと思って株分けをした別の個体。
変な色の斑が出ているし、甘い獅子葉みたいに分かれている。
消毒はしたつもりだけど、切り口からウィルスでも入ったのかな。
なんにせよ「本斑」ではない。

群馬産の「緑花」とのことだが未確認。
古典園芸植物としての「黒花・青花」(*種がつかない模様)タンポポは失われてしまっているが、
現在「緑花」は各地で見つかっているそうだ。

「赤花」さえ揃えば古典タンポポ(緑花もセイヨウタンポポでない事を祈る)の復活も出来そう。
もし、見かけたかたはご連絡を。


2013年11月9日土曜日

全滅のつづき

予備軍の魚を空になった(未殺菌だが、メチレンブルーは投入済み)水槽に移した。
屋外管理で目が行き届かないのでだいぶ減ってはいたがそれでも10尾前後。
やや乱暴にすくってしまったので、魚体にスレ傷がついたとは思う。

数時間後、すでに魚体は粘膜で白く覆われている。
擦れにしても明らかに異常。

今度は温度を上げるのをためらう。
1日室内温度を保つ。
2日後25℃に上げる。呼吸が荒い。メチレンブルーの濃度を上げる。
3日後、すでに半数以上が死亡。水温を徐々に上げて30℃近辺にまで持ってゆく。

残りすでに3尾。
体表はやや綺麗になったが、ヒレの先が溶けているのでカラムナリス菌か?
餌の食い過ぎは直接の死因ではないな。

やはり気温の低下が原因だろう。
凄まじい速さでの感染と死亡。昇温治療も効かない。
やはり、いわゆる蘭鋳の「エラ病」と言うヤツだと思うが、なんなんだこれは。

塩水浴も効果がよく分からない(濃度がはっきりしない)。急激な昇温はかえって危険。等々、飼育水槽をいじくらない(結局繁殖まで維持しなければならないので、いちいちリセットまで行っていたらきりがない)ままで行う妥当な治療法は、

①初期発症魚の発見。
②餌切りと加温の準備。メチレンブルー添加(二次感染等の予防)。
③段階を踏んだ加温。
④高温を1週間程度保つ。


こうなるともう自己の経験則でしかないんだよな。
防疫としては保菌魚を混泳させないとか殺菌するとかだろうが、成熟させた濾過装置をつけた水槽を完全にリセットするのは最終手段。

結局、自家産以外はどこからか菌を持ち込んでしまうし、キャリアがどれなのかも分からん。繁殖にあたってはどうしてもお見合いさせないとならない場合も生じるし、ただ飼育するだけの場合とは条件が異なると思う・・・・・・・・。

なによりも育種の基本としては、耐病性のある系統の作出だと思うのだが。

エアポンプが半分止まっていた屋外飼育でも大丈夫だったヒブナもあるので、低酸素状態に強いだけでも、生存率は上がる気がする。


2013年10月30日水曜日

全滅した。

宇野系交配と本東交配の選抜稚魚が全滅した。
まだ選別漏れの個体がいない訳ではないが、やり直さねばならぬ。
一年無駄にしてしまう事になる。よりにもよって一番残したい魚をやってしまった。
親魚は無事だが、また卵の上を歩くような一年をやり直すのか・・・

今回の失敗の経緯。

1:本東系の1尾がよく食べていたのだが、体調不良に陥る。
2:体調不良から回復せずに深刻な状態となってきたので、加温する。
3:金魚ヘルペス治療法を終え、死亡はしないものの回復せず。
4:降温して数日後、別の稚魚が死亡。気温が低下しつつある。
5:気温が更に低下。
6:加温処理(朝から夕方まで)に入るが、25℃程度で呼吸困難。遊泳停止。
7:夕方1時間程度で27℃へ上げた所で死亡。エラは赤い。
8:他の稚魚のエラ周りが赤斑状になりつつあったので、加温は続行。
9:深夜近く30℃近辺で、魚体に付着物(粘膜が固まったもののよう)。
10:翌朝、数尾を残して全滅。
11:夕方、親魚1を残し全滅。
12:親魚も粘膜まみれで浮遊しているので、絶望的かも知れない。ヘルペスであれば経験済みと思われるので昇温処理停止。25℃に戻す。


「仮定と対処案(再)」
①昇温処理は無意味(金魚ヘルペスでない可能性もある)。
②昇温する場合は、1回2℃昇温(1日6~8℃)が安心。数日以上かかってもゆっくりと行う。(27℃近辺までは稚魚らは無事であった。6~7時間で一気に感染が拡大したと捉えるよりは、加温が拙かったとする方が妥当だと思うがどうだろうか?)
③昇温中は絶食。
④メチレンブルーはあまり効果がない(二次感染は防いでいた可能性もある)。
⑤死魚はすぐに取り出した方が良いかも(感染源と言うより水質悪化を招いた模様)。


「結論」
他の水槽では死魚が出ていない。加温もしていない。ことを考えると、温度の低下のみと言うよりは、餌のやり過ぎ(しかし過剰に与えすぎでもない。一部の成長の良い個体がよく食べてはいた)が原因の1つの可能性はある。

やはりどう考えても、昇温処理は逆効果でしかない。もっとも、処置が遅れたために全滅したと感じる場合もあるが、それにしても金魚ヘルペスでない可能性もある。どうせ死んでしまうならば、加温によって殺してしまうのを避ける為に、数日かけて昇温するか、快適な温度である25℃近辺を維持するのが良いのではないか。

餌はやはり少なめに与えるようにして、個体サイズに差が出てくる場合は諦めるか隔離するしかないのかも知れない。水温低下を抑える為に設置していたヒーターも餌やりが起因となっていたら防ぎようがない。20℃始動にしていたものを23℃程度にしておいてしばらく慣らした方が良かったのかも知れない。

しかし、あまり軟弱に育てる訳にもいかないので、やはり今回は加温ミスだろうな・・・
ゆっくり上げれば良かった。一日で20℃→25℃→27℃→30℃→34℃は厳しかったか。






2013年10月28日月曜日

魚病について 再々度

台風一過の後、気温が下がったのが原因なのか、2尾落ちる。
そろそろ来る頃だろうと思っていたが、やはりイヤなものだ。
ともあれ、経緯と結果を記す。


:①の魚(一番餌を食べていた)の活性が落ちる。
→餌の食べ過ぎを疑う。
:回復するものだと思い、数日経過観察。
→換水。
:悪化。ヒレや体表に白い付着物。金魚ヘルペスを疑う。
→高温処理(33℃~34℃でのべ1週間)。餌切り。
:回復せず。餌を摂らない。だが生存。
→あきらめて隔離。一応生存中。


:気温が低下気味。
→②の魚が転覆気味。
:回復するものだと思い、数日経過観察。この間に①の高温処置期間も含む。
→死亡。


:急激な気温低下。
→③の魚(一番餌を食べていた)。①と同じような状態で、付着物またはヒレ腐れを確認。
:高温処理の前段階(21℃スタートなので、25℃まで半日かけて上げてそれを保つ)
→呼吸が止まりそう。
:高温処置に入る。
→27℃にまで上げた段階で死亡。確認からわずか半日。すぐに取り上げてエラを確認。やや暗い紅色。窒息ではないと思う。


①丹頂パール出目型。遺伝的には多様の筈。
②目無し金魚。摂餌にはほぼ問題なく、視覚よりも嗅覚の方が重要であることが想定できた。
③土佐金型尾パール出目型。背なりはダメだったが期待していた。


「原因?」

?「餌」
 色揚げ用のもの。5分以内で食べきれない量を与えると体調が今一になるような気がする。消化がよろしくないのか、消化管内で膨張するとか、内臓疾患につながるとかの可能性も。
控えめの給餌を心がけてはいたので、水質悪化が原因ではないと思う。


?「付着物」
 病因と言うよりは、体力低下にともなって起きた感染症のような気もする。他の魚への感染はしていない様子。

ちなみに、ヒレがボロボロになってしまいほとんど全部なくなってしまった水槽でも金魚は元気な場合もある。カラムナリスによるエラ感染には強い個体群を選別したのか、エラ感染はしない病原型なのかは不明。なお、感染力は強く、同タンク内すべての魚が罹患。


?「温度低下」
 原因の1つではあろうと思うが、ヒーターは20℃発動で設置済み。この程度で発病するくらいなら残さないのもやむを得ないかも。他のタンクでは無加温だし、同水槽内の体調が悪そうに見えた他の個体も25℃までの加温で復活した模様。






2013年10月13日日曜日

松葉蘭の根伏せ

「霊芝角(?)」
「根伏せ」と言うよりは実は枯れてしまった根茎を放置しただけ・・・
ダメ元で春から今まで棚の下に薄暗がりの中に腰水にして置きっぱなしに。

ノキシノブでも地上部がなくなってしまったものを放置していたらまた生えてきた事もある。
やっちまった!と思った際にはすぐに捨ててしまわない方が良いこともあるみたいだよ。
どこから発芽してくれているのだか分からないけど、よくぞ再生してくれた。
実生じゃないよね?君。

正直、別の株だったらもっとうれしいんだけどね・・・。