2013年8月26日月曜日

自家産 緑の金魚 緑!

なんだかんだと試行錯誤したりしてみたが、結局言い訳ばかりしてるみたいでイヤなんでちゃんと撮ったぞ。これで文句はあるめェ。

コツは、蛍光灯を当てずにフラッシュのみで撮影すること。
薄暗いので動画撮影は困難。一応撮ってはみたが画質がイマイチ。でも発色は良い。
いつも蒼白い蛍光灯のアジア的な照明が我ながらイヤなんだけども、調色されたような不自然な色合いも飼育記録としては意味がないと思うし・・・

ちなみに昨日とは違うカメラで撮った。まあ、大体において説明しておいた通りだけれども信頼性の問題なのであんまり適当なことばっかりも言ってられんし。

特にこの2尾が緑っぽい。ぶっちゃけ他のはそうでもない・・・。

より緑に見えるアングルと言うものがある。

一応、他の個体も緑っぽいものだが・・・

コイツがダントツに緑。今のところは。

コイ科限界の緑発色であろうかと思う。
参考:Green Tiger Barb


2013年8月25日日曜日

錯覚!? 緑の金魚

人間の目は色調補正しながら物体を認識していると言う。
そのなかで気になった錯視の例がこれ。
「シアンに見える左目は、右目のグレーと同色」
赤色光下で精確な色を認識するために脳が自動色調補正する。らしいよ。

チンダル散乱とか、構造色とか、黒が青や緑に見える方法はいくつかあるようだけれど、緑系の金魚の撮影をしていたら、液晶画面上では「めちゃくちゃ緑色」。もう、完全に、嘘みたいに緑十四号



こりゃ、やっぱり目の錯覚で、光学的には緑色に見えてるのかなぁ。と思ったのだが、現像してみると・・・・あれれ?

「撮影したまま」
「自動調整したもの」
「色温度を下げたもの」
「色温度を上げたもの」
「見た目はこんな感じ」
水槽に茶苔が薄っすらついていて、メラニンが飛ぶくらい白っぽい容器の場合は薄緑。ライムグリーン系(浅葱色+黄色フィルター)に見えた。


昔、ヨーロッパ人の虹彩は青系で、日本人は茶色なので、ブラウン管の色調を変えてあると習ったのだが、そういうのも関係あるのかね。

2013年8月23日金曜日

頑張ったけれど、ダメだったよ。

雨は降ったが充分でなく余計に蒸し暑くなった。
かなり育っていた散斑入りの二人静が突如として腐敗。
どうも暑過ぎて蒸れてしまった模様。
まだ生きてるけれど、オサバグサも枯れこんで来た。
これから暖地での山野草の栽培はどんどん困難になるんじゃなかろうか・・・


第二弾もやっぱり展開せずにこのまま萎れてしまったぜよ。
雨も降ったというのに。
何がいけないんだろうねぇ・・・・・
なんか、大槻ケンヂのこの歌~がんばったがダメが頭の中で…

2013年8月20日火曜日

ヒキガエルが来た。

晴天が続く。雨がまったく降らない。夕立さえも。・・・異常だ。
庭に水を撒きにゆくと、蚊に刺されまくるので頭から完全防備で出撃するのだが、暑いし防虫ネットの隙間や服越し、指先もやられるのでもうウンザリ。お経の書き忘れを狙われてる耳なし芳一のような気分になる。

こんなカラカラ状態の庭なのに、ヒキガエル(?)が出没。
近くに沼もない筈なのに一体どこから来たのか・・・・・

子供の頃は近所(と言っても数百メートルは離れているし、高低差や道路や沢や家々や障害がだいぶある)の沢伝いに農業用の溜池があって、ウシガエル(とず~っと信じていたのだが違ったのかも・・・・・?)がうじゃうじゃ居た。だが今は枯れていて、近所の沢ではサワガニすら確認できなかった・・・・

いや、待てよ。先月末くらいに甥っ子が来た時、大きな蛙の影を沢の水たまりの中に見た。深さ20~30センチと言ったところでどうやって生き延びてるのかも謎だったが。まさかアイツか?もしそうだとすると、10mくらいはありそうなほぼ垂直のコンクリ壁をこの猛暑の中這い上がり、他所の家には目もくれずにウチに来たって事になる。

いくらなんでもそんな偶然はあるまいが、小さく浅くザリガニとズガニ(これも昔はほとんど目撃したことがなかった)とタニシぐらいしか生息していないその沢でそんなデカイ蛙を見たのも生まれて初めてだった。

この前のサギの襲来といい、今年は変な事が多い。大震災。来るのか?ついに。

水をやったが身動きもせず。
害虫駆除に良いそうだが、金魚の舟に入られてしまうと全滅してしまうなあ・・・
ところで、沃化銀による人工降雨は、あのヴォネガットJrお兄さんによる発見だそうで。ディックの新作(処女作?)も出てるなあ。でもSFじゃないのか・・・。

2013年8月19日月曜日

イポメア・ブッラータ開花せず!

18日の様子
本日19日の様子。
なんてこった!
どういうこと!??
18日
だが、第二弾がいる!
19日。
が、同様の経過を辿るのではないかと戦々恐々・・・

2013年8月18日日曜日

宇野系の鱗について

宇野系交配魚でまだ出てくる筈のないパールスケールが何故か多少出現したと思っていたのだが、どうもなんか変な違和感ばかりが残る。なんかよく分からんが何かが違うのだ。
「珍珠鱗」ではない。みたい。なんなんだな。

エラの後ろ最初の2~3枚目までパール鱗に見える・・・
この状態では未発達のパール魚と言えそうだが・・・

最初こんな感じで見えたんだよね。
普通パール鱗だと思うでしょう?
全体的に光が粒子状に乱反射している。


魚が1cm足らずで写真もうまく撮れないので確認しづらいのだが、気づいた点をいくつか。

:鱗の質感が違い、砂粒子状で光が散乱し、わずかに透き通っている。
:鱗にパールスケール的厚みのあるような縁取りがある。

反対側。
光の加減かほとんど透明鱗に見えるなあ。
鱗の外縁部にのみ銀色が乗っているのも確認できる。
「網透明鱗」の一種あるいは、別の「準パール」とかの可能性もあるかも知れんが。
「網透明鱗+銀鱗」「非カルシウム積層パールスケール」
とか、「劣性形質の複合」か「別の形質」場合かを考えていたのだが、単純に「網透明鱗」じゃないかと言う気もしてきた。

要するに、最深部の真皮部に「虹色細胞」がないので内臓が透けて見え、本来全面にグアニンが乗らなければならない鱗の中心部分が半透明になっている為、その蓄積層が残った外縁部が相対的にパール鱗様に見えるのではないかと。

オス親の系統に網透明鱗性パールの遺伝子が入っている↓ので、宇野系が潜在的に持つ劣性透明鱗系の遺伝子が発現したのだとすると、やけに多めに生まれてきたのも納得がゆく。
戻し交配に使えるかと思っていたのだがこのパールスケール・ママは今年の春に逝ってしまわれた・・・。我が交配は常に綱渡り状態であるのである。
出目か水泡の遺伝子が劣性状態でも確認できる好例だと思う。他の魚がこうはなってないので水質のせいではないと思う。

また「銀鱗」でないかと思ったのだが、その場合はもっとグアニン結晶の筋(?)がありギラついて見える。と思う。ちなみに♂親にはこの遺伝子も入っている筈だが、この世代では発現はしないと思う。
「銀鱗」 参考:大樹養鯉園
鯉ではあるが、金魚でもこんな感じだったよ。
ただ、ここまで全面には乗らず、鱗にシワが寄ってるみたいで正直あまりキレイだとも思わなかった。
要するに、網透明鱗はグアニン結晶が何処にどれだけあるかないかと言う、キャリコ柄における色彩の不安定さみたいな状態の虹色細胞版の変異なのじゃないのかね。

・・・・・・・・分からんけど。

参考:朱砂
参考:鱗の組成
参考:魚鱗の構造
参考:魚類のウロコのキラキラ光反射の原因であるグアニン結晶の磁気応答の解明に成功!
参考:構造色

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ところで、「マーブルベリー」と言う「ヤブミョウガ」みたいな植物(だと思ったら案の定「ヤブミョウガ属」だったよ)の実が構造色になってるらしいけど、金属光沢がコガネムシみたいでこりゃすごい。全身グアニンな魚ならいける?とか一瞬思ったんだけど、それってタチウオ

前に使ってたノートPCがこんな色だったよ。

2013年8月17日土曜日

緑の金魚(自家産) その2

黄色地に墨が乗る個体を選別してある中で、一番緑色っぽく見えるもの。
蛍光灯だけだと波長のせいか色が白っぽくなってしまうので、フラッシュを焚いて撮影。
ちょっとだけコントラストをいじったけど、色合いはそのまんま。
実物もだいたいこんなもんだと思う。

こっちは未修正。あんまり変わらんね。
たぶん今が一番良い状態で、いずれ墨がなくなるか皮膚や鱗の厚みの変化でこういう構造色っぽい状態の色は消えてゆくと思う。
メダカの幹之タイプの色合いもこんな感じだが。

面白いことに、鱗一枚ずつそれぞれに墨が乗っている状態も確認できる。
銀(最下層・真皮?)・墨・黄(表皮?)・銀(鱗)・墨(鱗表面)
の五層は視認できる。

こう言う個体を拾い集めて、これ系の固定率を上げる事はできそうだけれども、
鱗の厚さや構造の変異が起きないと、全体に均一に色が乗せるのは無理そう。


2013年8月16日金曜日

イポメア・ブッラータの開花間近

「イポメア・ブッラータ」
もうちょっとだ。

敢えて名称表記をいろいろ変えているのだけど、


こうなるそうです。
ま、明日にでも分かるか。

葉形が違うのが気になる・・・質感はそれっぽいけど。
元々名札に訂正が入ってたし、変異の範囲?まあ信じるしかないか。


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お ま け
「斑入りのクサアジサイ」
小苗からようやく開花。
猛暑に耐え切れないのか、調子がよろしくない山野草が多い。
せめて夕立が欲しい・・・


2013年8月15日木曜日

イポモエア・ブッラタ

急にふくらんで来た。
なんか思ってたのより、かなり大きそう・・・
右回り?

2013年8月14日水曜日

ユキモチソウの子球?

「ユキモチソウ」
ん?
これは横芽?
鱗片みたいだけど、子球になる予定?
そうそう。写真を撮らなかったんだけど、キシダマムシグサの大株を掘り起こしたら、子球が4つも出来ていて、ほとんどウラシマソウと変わらない感じ。

マムシグサとか非分球型のテンナンショウ類は増殖率が悪いだけで、枯らさないように管理さえ出来ればアホみたいに高額になる必要もないと思われる。


2013年8月8日木曜日

イポメア・アルビヴェニアの花

「Ipomoea Albivenia」
南アフリカ原産の根塊性朝顔類の「イポモエア・アルビヴェニア」。本日夕方めでたく初花。多肉扱いされていると思うが樹木性なので「木立夕顔」とでも言うべきか。原産地(南アフリカ北部~モザンビーク、ジンバブエ)では「ワイルド・コットン」と呼ばれ夜中に甘く香る・・・と書いてあるけども、何にも匂わないんですが・・・。夏風邪が治りきってないのかな。

一昨年播種、昨年は乾燥越冬中に根が腐ったので患部を切除、再発根を促し、今春は芽出し後短日処理(真っ暗闇を24時間経験)を行った。春からは完全に屋外放置であるが無事。

その結果かどうか分からないのだけども、ようやく花がついたよ~。しかもわりと大型で、普通の朝顔くらいはある(セイヨウアサガオよりも大きい)。

葉っぱはこんな感じで小型ちょっと皮質。
写真が勝手に転回されてUPされてしまう。困る・・・

蕾はまとまって付くみたい。

Ipomoea Bullata
こっちは確か芽が出てこなくて短日処理してない筈なんですが、開花しそう。
深紅色?
検索しても花が引っかからないので、これに期待。
Ipomoea Bullata
2日後の様子。先端がふくらんできたけれどまだ咲かない。
Ipomoea Bullata
葉っぱはこんな感じ。とてもアサガオとは思えない。

2013年8月4日日曜日

ハマゴウ




斑入りの「ヒルガオ」が咲き出した。ものすごい水好きなので、鉢皿に水を張って腰水にしている。写真を撮ろうと思ったけれど、花粉が目についたので先に人工授粉させてしまった。「アサガオ」はどうしてもあまり拝見する機会がないので、こう言う作業をするならヒルガオがいいな。

ウチにはいつからあるのか「ヒルガオ」も自生しているが、花色は斑入りもまったく同じ。薄い桜色で5~6センチというところ。「セイヨウヒルガオ」ではないとは思うが未確認。アフリカの球根性朝顔類の花もだいたい同じくらいの大きさ。こっちも結構腐ってしまった。ちゃんと室内で冬越しさせてたんだけどなあ・・・

「ヒルガオ」
勝手に生えている雑草ですが。

どうも「コヒルガオ」みたい。
花径4cmから察するに、斑入り2種もコヒルガオっぽいな・・・


昨年実生した「ハマヒルガオ」はほとんど全滅したっぽい。山野草的環境に置いたのが悪かった。数株生きてる気もするが、なにか別のヒルガオっぽい葉のやつらがいる・・・黄花アサガオの生き残りなのか、ヒルガオなのか不明。「ハマダイコン」は元気だけど同様に放置。

山野草屋さんに問い合わせたところ「ハマヒルガオ」の白花は発見されたものの、斑入りはまだとのことなので、ちょっくら三保まで行ってみた。

富士山世界遺産登録のおまけで最近観光客が増えたらしく、至る所で車を数えている人たちが・・・。芸術絡みでの登録認可ならフランス人にも人気になればいいのに。

それはともあれ、斑入りなんてないなあ。ぜんぶ同じ見えるし・・・しかし注意してみると葉形に多少の変化は見られた。
「ハマヒルガオ」
葉形いろいろ。スミレっぽかったり、アサガオ然としていたり。
それと劣化した葉が真っ黄色だったので、「黄葉」個体が出来れば見事なのかも知れない。

ただ、「クズ」が砂地を覆ってしまっていて、背の低い野草類は見難く、しかも昨晩の雨のせいかくそ蒸し暑いのですぐに諦めて、ちょうど花季と思われる「ハマゴウ」の写真を撮ってすぐに帰った。シソ科の花をした匍匐性グミって感じ。また海外移入種かと思ったら違った。

数粒ハマヒルガオの種が採れたのでまた実生してみる。

2013年8月3日土曜日

タマアジサイとホタルブクロ

ホタルブクロ
いつも移植に失敗するので今度こそ。と思ったけどやっぱダメだ。
根が傷んでしまうのかも知れない・・・

タマアジサイ
蕾があるので名前の由来が分かる。
沢沿いの崖に一杯生えている。
花は結構可愛らしいので、小じんまりとしてれば人気が出そうだけど。
山野草屋さんのリストとかでもあんまり見かけない気がする。
ヤマアジサイはいろいろ銘品があるのに。