2016年3月14日月曜日

実生のつづきのつづき

さすがに新しいPCは軽々している。でも動画を扱おうとするとやっぱり重くなるのはソフトのせいか?最近じゃアプリというのか。とまれこりゃシーケンサーもダメだろうなもう動くかすらわからんけど。これまで音楽関係のソフトのインストールをしてきたが、今回全然入れてないし、増設とか面倒なのでそこそこなスペックなものにしたせいで移行の手間もなく移行前とほとんど変わんない。まあ、早々に入れたクラシックシェルのおかげもあるけど。スマホやタブレットだけで済んじゃう時代になったんだなあ。結局みなさんはどんな使い方してるんですかね。ショッピングと動画音楽鑑賞だけならPCなんていらなさそうではある。

古典SFのレトロフューチャーが実現しそうにないように、サイバーパンクも違う方向にゆくのであろうか。サルの脳に電極くっつけてカーソル動かすようなことは出来るようだが、なにか想像していたような夢の世界がやってくることだけはない予感がするが、静かにゆっくりと滅びていくような・・・

現在の道楽に合わせてちょいと手を入れようと思うのだが、慣れというのは恐ろしいもので痒い所に手が届かないもどかしさを時々感じる。特に困るのが、タスクバー上のクイックなんたら。なにが気に食わないのかピン止めできねーのがある。なんでだよ。すごくイライラするので95以降は使わなくなったボタンランチャーを探してみる。カッコよくなんてなくていいから使いやすいのがいいのだ。ぴょんきちさんのCluncharを何年振りかに使わせていただくことにする。ありがとうございます使い易いです。

「フイリヒナスミレ」
マクロ撮影するとどうしてこんな劣化したような画質になっちゃうんだろう・・・
植わっているのはカンアオイの鉢である。何食わぬ顔でど真ん中から生えてきてますがね。根茎も大きくなっているのでしばらくは居座る気でしょうね。


「キレンゲショウマ実生」
「キレンゲショウマ実生 斑入りっぽい」
親株が斑入りなんだろうか、黄葉だったり幽霊っぽい芽がいくつか出てきた。どうせこのまま枯れちゃうだろうので期待せず。こんな隅っこに蒔いてない筈なんだが・・・

「トウカイタンポポ カラス葉の実生」
まだこの寒い時期だと移植しても腐ったりしないみたいだ。
覆輪っぽい柄が2本。本葉が2枚ともなのでなんかの理由がありそうだがやはり本斑じゃなさそう。羅紗葉や石化を探してみたが今回は撃沈した。

ところでヤフオクで紅花のタンポポ(↓)が出て高額落札されていたが、花蕾からしてエゾタンポポだと思うので一株でも実生できるんじゃないかと思う。おそらく斑入り系統の実生から出てきたのじゃないのかな。ウチの(故)石化タンポポのように。ただしすべての子供に遺伝するかどうかはどうかね。

ちなみにウチの斑入りエゾ系はおそらく絶えた。斑入りでないのは数株残っているがトウカイの遺伝子をかく乱してくれると困るので蕾を確認次第処分する。申し訳ないがセイヨウタンポポと同じ扱いだが虫媒花なのでこれしか方法がない。最終的には当地産のタンポポとシロバナタンポポだけになる。スキズマトリクスのキツネと同じ考えに至った。

「ヤフオクより引用」

「トガクシショウマの実生」
本葉が出てきた。残ってた種から出てきたのも1~2本あるが打ち止めか。まあなかなか順調なので期待。

「玉アジサイ実生と謎のキノコ」
このキノコ。湿気のある鉢から生えてきて、地下にキクラゲみたいなへんな根茎っぽいもの(菌核)を作る(空になったポットでカンアオイの根茎を探すと代わりに出てくるので不気味でしょうがない・・・)のである。これが生えてるカンアオイの鉢は白絹病で全滅したりするのでトラウマになってるのだが、アジサイの実生鉢にも生えてくる・・・?腐葉土とか入れてないし、ほぼ鹿沼土だけの筈なんだけどなにを栄養源にしているのやら・・・


よくわからんけれど、

ニセマツカサシメジ」(参照:きのこ雑記さん)
マツカサキノコモドキ」(参照:遅スギルさん)←これは当たりっぽい。マジか食えるのかよ!美味しいなんて・・・いや無理無理。・・・しかしながら餌もないのに生えてくるのがおかしく、まだ確信には至らなかったのでさらに検索し続け「ツバキキンカクチャワンタケ」。こいつだ。間違いなかろう。落下したツバキの花殻が原因だったのか!それならば道理だともいえる。ツバキなら近くにもあるし。しかも取り憑いて
落花させるなんて凶悪なキノコだ。しかしまだ納得いかない部分もある。菌核の大きさがずっと大きい。カンアオイの根茎を餌とした栄養状態の違いだろうか?他の植物にも寄生すると考えた方が妥当だろうな。


玉アジサイは昨年実生の2年目。この1㎝足らずの極小サイズからすでに毛深さがよくわかるので、ヤマアジサイとは識別が可能。またヤマアジサイの方が成長が早めで、特にタマアジサイは購入苗の方も茎が枯れ落ちるのか地上部がほとんど残らない。

ムラサキケマン
勝手に生えてくる雑草なんだけど、今年はいたるところから出てきてキレイに咲いている。状態の良いものは背丈も50㎝近くはあったりして大型。いくつも花がついて結構見ごたえがある。知らない人が見たら栽培してるのねと思いそう。多少は花の色味が違って赤っぽかったり白っぽかったりもするがほぼ同じ。

似たような花なのに「エゾエンゴサク」が栽培難種(ウチでは)で何度も失敗しているのが納得ゆかない。「キケマン」もなぜか地植えすると消える。そちらは弱くはなさそうだが・・・

「大島桜の実生」
園芸JAPAN(元自然と野生ラン)の2015年6月号に桜の実生についての記事が載っていたのを先日発見したのだが、それによると桜の実生では用土を乾燥させてはいけないのだそうだ。昨年から時々水をやり忘れてたし、過湿でも腐りそうなのでほどほどにしかやってなくて、慌てて見てみたら発芽していた。

もともとは「ソメイヨシノ」が実は実生可能(☝の記事にもあったが全てクローンであるソメイヨシノは他家受粉でないと種子ができない)だというのを読んでやってみようかと思っていたもので、数年前から近所の公園から拾ってきて蒔いたものが1株(他は枯れたみたい)大きくなりつつある。ただ、親が何かわからないのでちゃんとしたものを実生したくて種を購入したのだが、桜は交雑しやすいようでこちらも花粉親までは分からんそうだ。

桜といえば「御衣黄」をもう何年も栽培しているが、花期と葉が出るのが同じで、しかも葉化花なので満開を見逃すことが多いし、ソメイヨシノなんてどこにもあるのでわざわざ植えようとも思わないし、そもそも花期が2週間程度しかない上食べられないし毛虫のつくサクラなんてスペースの無駄だし・・・・・・・と思っていたのだが、桜餅の葉っぱの塩漬けなら作れるかなあと思って、大島桜。

まあおそらく濃厚なクマリン臭の酵母を作る原料となるでしょう。
ちなみに、山から採取してきた土にいつもの天然酵母を作る要領で砂糖を混ぜてみたら、ちゃんと発酵してぶくぶく泡を出しました。ほのかにヒノキの匂いもしますね。そういう実生もしてます。

こういう全然関係なさそうなところでもちゃんと金魚の濾過装置に関わる実験もやってるのだ。



「おまけ」
「不明カンアオイ」
やけに分厚い花
「その葉」
こっちもやけに厚みのある葉。
葉模様も花も特筆すべきところのないカンアオイだが、全体的に厚みがあり硬い。
地味なのでなにかの基本種だとは思う。尖閣寒葵かと思ったが花を分解してみても同定できず。そもそもセンカクの「本物」を持ってないので比較できない。フジノ系でもない(フジノカンアオイは艶なし葉も含めて何株も飼ってるが葉が違う)。

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