2017年5月14日日曜日

マルバテイショウソウの実生

「マルバテイショウソウの自然実生」
九州産の「マルバテイショウソウ」(参照:筑波実験植物園)の自然実生株である。2~3年目くらいである。もう一株くらい庭のどこかで見た気がするが現在行方不明。

親個体は枯れてしまった。この子はウチの環境に適応したよう(閉鎖花からのセルフの筈だが遺伝子に余裕があるのかな)でこんなにデカくなった。下に写り込んでいるのは細辛の「皇陽」なので、カンアオイの2倍くらいのサイズである。

この葉の動物の毛革のような質感といい、青みを帯びた銀色に怪しげな亀甲葉脈といい、熱帯雨林にでも生えていそうなエキゾチックプラントであるのでその手のマニアにもアピールしそう。花はもちろん「テイショウソウ」と同じ花火みたいなやつである。

親株や参照元の写真から推測するにおそらく自生地では葉数は増えてもこんなに大型化しないのではないかと思われる。

「マルバテイショウソウの実生」
葉長12~13㎝といったところ。親株サイズのカンアオイ並みである。感触は獣の皮のよう。今年はちゃんと採種していっぱい実生したいと思う。

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