2013年7月11日木曜日

龍眼マルコ系 2013年春産

「珍珠鱗の丹鳳型?(「出目」になるかも)」
と言っていいのか。大多和氏の「鳳凰」型と言えばいいのか。
しかし「蘭鋳」の血は入っていないし、ましてや「土佐金」など。
見事なまでに反り返った「反転尾」なのだが、こうなると土佐金の起源に「大阪らんちゅう」が居たと言うのも納得できるような気もする。

「珍珠龍水泡眼花房」系の子供で、♂親の曽祖父(出目水泡花房ピンポンパール型♂)と掛け戻した「本東」の血が入っている。

これも「珍珠龍水泡眼花房」系の子供で、「本東」の血は入っているものの「蘭鋳」ではない。
よって「和金」の血も入っていない。
この「元祖浜錦」然としたギラギラとしたパール鱗が出したかったのだが、せっかくの東「透明鱗」親の遺伝もして欲しかった・・・。

今回何故か目がない金魚が出現している。今までの交配では未確認だった事象なので残してある。
ちなみに摂餌にも健康にも問題ないようだ。が、いろんな意見も出てきそうなので公開しない。
金魚には嗅覚の方が大事なのかもしれない。

片目の透明鱗のチビ魚は、顎に袋が出来ているようだ。「四泡」のようになればいいと思うものの、飼育経験上「水泡」とは違って成長しても大きくならない。所詮ただの「顎袋」なので。「四泡」が日本に導入されたのかどうか知らないし、飼育することもないとは思うけれども、あそこまでの水準に固定するのはかなり困難だったと思う。


「♂親」(♀親はここにはいないが冴えない「モミジ琉金」のような体型。)
ようやく「花房」が大きく戻ってきた。
劣性遺伝子ではないものの量的遺伝をするらしくて、しっかりと大きいものを選別しないと「花房」が消えて行ってしまう。
「水泡」もそうなのだが、老成していく過程で多少は発達する傾向にある。
ちなみに、「出目」も育つ。劣性出目個体でも少々出てくるものがあり、「中国花房」には表現されていない出目遺伝子が入っているんじゃないかと疑っている。
♀と思われる個体はほとんど「丹頂龍眼」あるいは「龍眼」体型である。
♀で水槽飼育・ペレット飼料にもかかわらずこの盛り上がった「兜巾」頭はすごいと思うがいかがか。

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