2013年7月28日日曜日

2013春産 パール朱文金系 その2

「青朱文♂と網透明鱗パール♀の雑種第二世代のパール鱗型」

無論まだ珍珠鱗になっているかの確認は厳しいものの、体型から判断して選抜したもの。
餌を控えめに与えているものの、数匹は見事に沈没してくれる。
しかもどちらかと言うと少食(すぐに満腹になってしまうらしい)。これは育てるのが難しい・・・


「同上の浅葱色選抜」

父魚は一応浅葱で選抜したもののだんだん色が薄れ、母魚にいたっては真っ白だったのでちょっと心配したのだが、遺伝と言うのは外見のみで判断できるものではないのだった。系統が重要と言われるのがよく分かる。

「キャリコ土佐金」との交配稚魚ほどメラニンの多い(尾まで黒い)魚はいないのだが、現時点では結構キレイな色をしていると思う。
いちおうハネ魚なんだけどね・・・ 

いろいろ選抜基準を考えていたのだが、大きくなってくると物理的に管理スペースの限界にぶち当たる。どれを残すかと言うと、結局はパール鱗中心になってしまうと思う。4種混合交配になる予定で、しかもどれも結構似ているのでよっぽど個性がないと区別がつかなくなってしまうと思うのだ。まあ、雌雄が分からんので2対2にするかも知れんけど。

そうそう。色以外でハネを残しているもう1つの理由は、普通体型でパール鱗の個体を作出したいと思っているからだ。基本的には鰾の肥大とパール鱗の遺伝子がセットになっているようなのだが、交配を重ねることでどちらかの遺伝子が別の部位に分離してくれれば良いと思っている。

丸みの足りない珍珠鱗で選抜していくと言う手で行くか、あえてパール体型以外から探すか、まだ思案中と言うことです。


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