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「翠玉」 |
で合ってたかな。もう一つの緑花タンポポは絶えてしまいました。萼片の形状の違いは下のトウカイと比べれば分かる。たしか静岡産だったらしいが「カントウ」なのではないかと思わないでもない。
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「トウカイ実生」 |
普通の花はこんなもん。実生して出てきたやつでいわゆるタンポポの色。
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「トウカイ 薄黄色花」 |
もう五年以上は経っているのではないかと思うのだが、未だにこの色で咲くので固定芸。
子孫も薄色で咲くのが出てくることがある。
花がよれているのは、夜中にナメクジにかじられている(確認済み。ダンゴムシやヨトウムシではなかった)ため。花弁は受粉には問題なさそうなので放置している。他の斑入り植物が食われるよりまし。
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「カラス葉」 |
やや薄い色をしている。葉の赤はほとんどなくなり、染みのような模様が多少残っているのみ。
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「カラス葉 3月中旬頃」 |
椿の花弁と比較すればこれぐらいワインレッドになるのが分かる。オナガの赤花と同じ程度かそれ以上に紅。
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「カラス葉の実生」 |
やっぱりだんだん緑になる。
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「カラス葉の実生」 |
やはり一時的なものであった黄覆輪。新芽は緑。
全体的に地味な写真ですが、数年前にはもうちょっと多彩な品種が揃えられるつもりでいたんだが、意外と変わりものが出なかったり継続しなかったり。
≪おまけ≫
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「クマガイソウ 九州産」 |
4月13日の誕生花はクマガイソウだそうですが、花は間に合うのかね。うちではようやく葉が全開になったところ。
新芽が上がり始めたときにヨトウムシにバッサリ切られてこの有様。どうせ食うならせめて全部食いやがれよ!茎の途中だけ(くっつけようとしても接合部分が合わないので食害部を推定できる)ほんとうにいやらしい食い方をする。
完全に枯れたと思って絶望していたら、かろうじて残った部分がちょっぴり展開。残りの芽もやられるとまずいと思いアルミホイルで茎芽を包んで保護の上、対ヨトウムシ用薬剤も散布。なんとか無事だが、いつになったら外せるのかわからない。
実は昨年も同じことが起きていて、てっきり風や何かの衝撃で新芽が折れたと思ってたのだが、害虫の仕業ですよ。幼虫を見つけるのは困難なので、誘虫灯を使って親を退治するところから始めるのが一番かと思うが、よけい増えたりして・・・
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「クマガイソウ 九州産」 |
斑入りとのことで、なんとなくウィルス斑っぽいムラがあるようなないような・・・。クマガイソウは栽培するだけでも大変なので斑の有り無しなどさしたる問題ではない。
元々は2株であったのだが、どちらかが枯れた可能性がある。しかし3芽になっているということは作上がりしているということなのだ。まあ、それまでに2回台湾クマガイソウとかも枯らしていますが・・・
これは我ながら快挙なのである。ちょっと誇らしい。「山野草を集めてます」から「山野野草を栽培しています」と言えるぐらいにはなったかな。でも、栽培難易度は普通とか書かれていたりして・・・うーむまだまだ山野草界の入り口付近をウロウロしている程度なのか・・・
ちなみに金魚輸送に使われた発泡スチロールのトロ箱を再利用しています。中は段ボールの破片と鹿沼土のミックス用土。ちゃんと底穴もあけてある。ついでに枯葉も用土上にばら撒いてあります。日光があたると葉灼けするので終日日よけをした方が無難。北側の正午の数時間(太陽が真上にくる一瞬だけなのでせいぜい一時間以内程度だと思う)だけ日光が当たる場所においたら、わずかな遮光では足りず葉が枯れこんできてしまった。いくら短時間でも直射日光はきつかったらしい。