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「カントウ 銀葉」 |
カンアオイには全体的に糊斑になる銀葉芸があって、これが偽りなき銀色なので度派手である。特に細辛の基本種であるカントウ寒葵系の銀葉芸は格別。もちろん他の寒葵種にも出現する形質であるが、葉質によっては出にくいものもある。
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「カントウ 銀葉」 |
上の個体と似ているが緑の縁取りが出来る。
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「カントウ 銀葉系」 |
関東産の山採り株。地の色がやや明るいせいか白銀色。写真の写りによっては真っ白にも見える。こういうのが山に生えている環境がうらやましい。
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「細辛 三保の松?」 |
昨年別のまとめ植え鉢は全滅したが、まだ生き残っているものもあった。
札が見つからないのでなんだかよくわからない。同じ鉢に「泰山雪」があるので、「大斑泰山」だった気がするのだが、蝶と谷があるので別銘品らしい。夜桜や千代の寿も似たような感じに見えるが前者はもっと銀面が多く、雰囲気の似た後者は蝶と谷がなく葉質が違うらしい。となると黄泉の国へ旅立った筈の「三保の松」(清水市で見つかったのかな?1931年登録)かも。
ところでこの個体非常にキレイである。モノドラほど色の深みはないけれど(素心のモノドラも青っぽいので、アントシアニンが足りないせいかも。その代り茎と花の清涼感は抜群)、派手さで言えばこちらが上。やはり葉芸に特化した「細辛」はすごい。こちらは山野草ではなくて古典園芸植物。人工交配が許されているのでそのうちやりたい。ただしカントウアオイ内だけでやる。日本のカンアオイは観葉植物として世界に誇れる遺伝資産だと思うな。
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