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「ミヤマベニシダの斑入りたち」 |
2株あるが例年はっきりとは
区別がつかなかったのだが・・・
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「ミヤマベニシダの斑入り 地味な方」 |
今春は斑が回っていない葉があるので個性が出てきた。継続するのかどうかは経過観察するしかないけど。
山採りで何株か似たものがあるそうでこれはその一つだとか。厳密にはミヤマベニシダかどうかは不明だがこれだけそっくりなら同じ種類だろうと思いたい。
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「ミヤマベニシダの斑入り 派手な方」 |
おそらくこちらの方が普及しているタイプだと思う。昨年の秋以降乾かしてしまって枯れこんでしまったが根茎は生きていたようで復活。シダ類ではよくあるのだが中心に植えこんであったのに鉢の際から新芽が出てくる。
下の👈にあるのはリュウビンタイの根塊、暖冬の中いきなりの寒波にやられて軒並み葉が枯れこんだ。ようやく新芽が出てきたものもいる。・・・いないのもいる・・・。下の真ん中にいる寒葵はフジノかオオフジノ(ちゃんと確認していないがアサトとか他の新種も混じっているかも。花形が違うのがいた)。亜熱帯生まれのカンアオイでも寒さはへっちゃら。生育旺盛でスリット鉢から根を伸ばして地面とくっついちゃってたりする。
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「ミヤマベニシダの斑入り」 |
もともとウィルス斑っぽい不明瞭な柄だが、そもそもシダの場合一般の植物とは斑入りの機構が違うらしいのでこんなものなのかも。
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「ミヤマベニシダの斑入り」 |
地味柄だけどもその分生育が良いみたい。
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「ベニシダ」 |
こっちがベニシダである。新芽はちゃんと赤くなる。
ミヤマベニシダの方は少なくともウチでは赤くならないのでただのシダと変わらん。
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「ベニシダ」 |
大きくなってきて胞子がつくととたんに葉がごつくなる。胞子葉だからか?
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「ベニシダの斑入り 2月中旬頃」 |
新芽の小さな時期には明瞭に斑が入るが大きな葉には残らない。けっこう成長してたので、これからも芸がちゃんと継続するのか心配。でも本物のベニシダの斑入りなので2芸品のようで気に入っている。
斑入り部分を残して普通の葉を剪定するようなやり方がシダでも通用するのかよく分からないが、斑入り部分は日焼けしたり傷みやすく、ナメクジにも狙われる(シダの新芽は硬化に日数がかかるので柔らかくて美味しいらしい)ので優先的に損傷を受ける。
イワガネソウなどあんなにバリバリの硬い葉なのに展開して硬化するのにそれぞれ一週間以上かかるよう(ちゃんと数えてないが最初から最後までだいたい一ヶ月くらいかかるんじゃないだろうか)でナメクジのいい餌場になってしまう。やはり葉が硬めでおいしそうでないハカタシダも新芽は茎以外すべて食べられてしまった。毎日駆除しても次のナメクジが来るのでどうしようもない。奴らは棚上まで新芽の匂い嗅ぎ付けて登ってくるので鉢植えをやめて隠れ場所をなくすしかないのだろうか。
また、シダに限ったことではないようだが白斑の部分だけ展開すると維持する労力を厭うのか、無意味な蒸散を防ごうとしているのか、葉緑素がないと脆い構造にでもなっているのか、傷んでいるわけでもないのに自ら枯れこんでしまうことがある。植物も考えるのかと思ってしまう。
なお、ニシキシダの斑入りはほぼ枯れた模様。日照や空気湿度のせいか根の乾燥を嫌うのか北側に置いてある普通のもの以外はダメであった。斑入りのシダは特に狙われやすかったり虚弱でもあるせいだろうが、なぜかもっと柔らかそうなタチシノブとかの方が適応性が高い上に勝手に生えてくる。
≪おまけ≫
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「オナガ 無銘 青軸・桃花」 |
1月末頃から咲き始めて3ヶ月も経つのにまだ咲いてる。さすがにもう老化しちゃって終わり頃なのも一目で分かるけれど、これだけ長い期間楽しませてくれるのは優秀な花卉である。
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