2016年3月27日日曜日

ちび雪餅草

「徳島産のユキモチソウの実生」
やはり「カラスビシャク」大ではあるものの開花しているのは間違いない。
これは上手くやったのか?そうでないのか?

「餅」
付属体がはみ出している。

「奇花?」
餅がデカすぎて入りきらなかったのかと思ったら、仏炎苞がないようである。固定できたら面白いな。分球はほとんどしないので増殖できるかすら怪しいが・・・

「ユキモチソウ実生」
ピンぼけではありますが、サイズは良く分かると思うので。

「素心」はなさそう。ユキモチソウは素体が充分に良い花であるし、素心のユキモチソウは普通の天南星っぽくて今一。うるみ花だったらほしいけれど。このあたりちょっと尾長寒葵にも通ずる。花物は肥培や環境によって発色がまちまちだったりするのも理由の一つ。もっともまだ高価なので出てきたら喜ぶだろうけど。葉芸品の方がいいな。

なお、冬越しはこの実生鉢に入れたままやった。水も若干は控えたがカンアオイに与えるときについでに与えたのでほぼ普通の管理。

腐れを恐れて掘りあげて籾殻(炭化させてない生の方)の中に入れてつるしておいたことがあるが、カビてしまったこともある。たぶん一度菌に侵されるとダメなものはダメなのだろう。球根類の外皮は相当丈夫らしく、ジャガイモの皮なんかは水に入れていても濾過細菌ですら分解できないので(あれってセルロースナノファイバーなんかに通じる性能なのだろうか?)、まず球に傷をつけないとかの方が重要なのかも知れない。また過湿は問題外だろうが、乾燥や寒さもダメなのかも。とりあえず、面倒だし来季も問題なさそうならば植えっぱなしでゆく。

昨年カビで腐ってしまった姫ウラシマソウの鉢の生き残りをバリダシンを塗布して再埋込したものからちゃんと葉が出てきた。どうやら銀葉の方は出てきていないようなので抵抗力のある株とないのとかもあるのかも知れない。ランに限らずウィルスのキャリア株が存在するのかも・・・と思ったがそうでもない気もする。全滅に近い鉢の中でも何故か行き残るカンアオイがいたりするので、たまたま感染しなかったのか強いのか、そもそも軟腐病と白絹病とか同じ腐る病気でも違ったりするのか魚病と同じくまだよくわからない。

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