2012年9月9日日曜日

斑入りエゾ(仮)タンポポ復活

「斑入りエゾタンポポ(仮)二歳(の筈)」

復活ってたって、地上部が真夏のさなかもなくならなかったんだけど。
直射日光のあたるような場所では厳しいかもしれないが、涼しい・・・と言っても日除けしてるわけでもないやや暗めだったり、東側の「日本蒲公英」は実生も含めて枯れ切らなかった。

在来種のタンポポ、シロバナ、キビシロ(仮)を実生したものも多少ボロボロにはなったものの、地上部が完全になくなることはなかったし。意外と丈夫なのか、セイヨウタンポポとの交雑なのか自信がないけれど・・・

*直射日光下のシロバナ親個体は完全に消えてたけれど、最近復活した。


最近は若干涼しくなってきたり、日が短くなってきたせいか元気を取り戻し始めた。

そしてやはり左の個体の斑が飛んでしまっている。もうダメだと思うので引っこ抜いた。
もったいないけど、これで2回目。実生個体も緑に戻ったやつがたっぷりいるので、管理の失敗だけでもあるまい。

むしろ、斑入りを維持した個体が偉い。
それと今回ちょっとチェックしたかったことがあった。

「ツワブキ」には春と秋に出てくる葉があり、それぞれに「芸」が異なる場合がある。たとえば、春にはガンガン斑入りが出てほとんど幽霊みたいになってしまっても、秋にはただの緑になってしまうとか。

以前、捨てようと思ったツワブキ「初冠雪」から淡い白~黄色の斑入り葉が出てきた時には驚いた。しかし、それもコガネムシの幼虫に根をヤラレタらしく腐ってしまったけど・・・。


同じキク科でもあるし、タンポポも季節によってでる葉が違うかと思ったんだけど。どうも変わりはないみたい。むしろ、単純に地上部の生え換わりで変化する可能性はあるかも(晩春にあった)。

いずれにせよ、消えた斑入り個体の復活はないと思われる。実生ですでに選抜していたものからも、斑が消えた個体がいくつもあるので、数百は播いたうちからせいぜい十数本くらいしか優良株が残らないかも。そのうちいくつが来年まで維持できるのか。


まあ、これクローン個体みたいなので一株でも十分なんだけど。むしろ、2倍体のニホンタンポポから斑入りを作出したら維持がえらく困難になる気がする。


あとは、普通のニホンタンポポ系(分布域からするとトウカイだと思うが交雑種かも)の実生からなにか変なのが出てくれればいいなと思う。一つ「斑入り」かなああ?と思ったようなのがいたが、やはり気のせいか。「赤花」や「青花」が出てくれるといい。

ちなみに、双葉の段階では「石化」してるっぽい個体がいくつかいた。

肉厚であきらかに石化と思われる。
この形状のせいで本葉も出てこなかった。

なんだかヘンテコな形の双葉たち。
一部は生き残ったが、でも本葉がでるとごく普通に戻ってしまうのだった・・・。

斑入りでも変なのが混じっている。
これも普通の葉っぱに戻ったと思う(枯れたかも)。
斑入りは継続中だと思う。

双葉じゃなくて三つ葉なんですけど。
これは枯れてしまった気がする。

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