2017年4月15日土曜日

南アフリカの山野草

[Lachenalia orchioides var orchioides]
数年前にまとめてシルバーヒルズ種屋さんから再々購入して実生していたもの、どうしても放置栽培になるので咲いているのも気づかなかったりする。名札と顔が一致する唯一の個体群。
こちら(参照:www.plantzafrica.com)によると黄色型と書いてある。

「Lachenalia orchioides var orchioides」
薄黄色に黄緑の斑点が口のまわりにつく。
ネット上の写真は彩度をいじってあるようなものが多いので同定するのに若干迷う。ハンドブックを持ってるのだが重いので出してくるのが面倒…

「?」
Lachenalia ventricosa(参照:SANBI) の札になっているが、どう見てもmutabilisである。種か球根が零れ落ちてきたのだと思われる。一本立ちなのが余計怪しい。花屋からラケナリアMIXを買った時の個体であると思う。
交配種でもなんでもキレイであればいいやという考えでいたのだが、ちゃんと純系の山野草を実生出来る環境にあればやはり交雑を避けて管理したいものであるとは思う。

Lachenalia haarlemensis
名札がハアルレメンシスになっていておそらく顔も一致。3本立ちなので実生兄弟だと思うがそっくり。購入した球根でそれらしい個体↓がいるが札が劣化して札落ち状態になっているので不明。なお2か所(一つはMIX。交雑種で桃色系のものもあったが姿をよく覚えてない)から購入している気がする。

「?」
微妙にhaarlemensisの方と姿が違う気もする。石斛とまったく同じ環境で育てている。
着生ランと同じ生態なのでなく、砂漠環境に適応した結果だと思われる。
多湿環境で栽培しているらしい写真をネットでは多く見るので他の多肉植物らと同じように水は好きなのだろうと思う。ただ、夏に球根が腐りそうで怖い。栽培環境によっては花の色味が本芸でないやつもあるんじゃないかと思っている。

他にも白系のもの(虹色のラケナリアにしては普通過ぎて毎年咲いてるなぁ。くらいにしか思わないので札を見てない。ごめんね)や爆殖しているアロイデスの4色や地味な殖えの3色やも花期の最後の方である。

「?」
おそらくイキシアのなんかであろうがカンアオイの鉢の中で勝手に殖えていて、雑草と一緒に引っこ抜いてしまったものの兄弟株。すまぬ。適応できる株というのは限られているので毎年似たような(地味なので気にもとめない)ものが残る傾向があるが、ちゃんと育てたいとは思っているが元来のモノグサ精神を発揮して意志が続かない。


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