2017年4月29日土曜日

テイショウソウの斑

「テイショウソウの斑」
「打ち込み斑」と言うのか正しい古典園芸用語辞典が欲しい。それはともかく次の葉にも出てきたのでこいつは本物であると認識。実生時には常に斑入りを期待するものだが、出来過ぎぐらいの果報である。

「テイショウソウの斑」
自家産発酵肥料を発酵途中で与えてしまって(*物凄く反省している。これについてはいいずれ別にまとめる)やや元気がない。

昨年はまったく気づかなかったのだが、直射日光炎天下の越水栽培と言うあまりに過酷な環境で秘めたるなにかが覚醒してしまったのか。後悔する前に単独栽培することにした。

テイショウソウは植え替え時に根を傷めるとへなへなになってしまうことが多いので警戒したが、昨年来の鍛え方が違うのかへっちゃらであった。良い傾向である。これを狙っていたのだ。もっとも幼苗だからと言う可能性もあるが。

「テイショウソウ実生2歳」
キク科のカンアオイあるいはフイリスミレの巨大葉と言った趣の美しい葉模様である。同じような林床の薄暗い環境に適応した他人の空似であろうか。

色の濃いのも薄いのも銀糊の多いのも混じっているが、株元を見ると同じ株だったりする。芸の発現条件が不明なので選別するなら本芸になってからだな。若さのせいか葉幅が広めでヒロハテイショウソウの葉型に似ている。


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